【ヘッドライン】 2008年6月13日付
【士別市】 よ精密な検査可能に、最新のMDCTを導入
士別市立病院(吉川紀雄院長)は、患者の負担を軽減しより精密な撮影ができる64列マルチスライスコンピュータ断層装置(MDCT)を導入し、すでに診療で活用している。
今回導入したMDCTは、従来使用していたシングルスライスCTを更新したもので、リース契約でリース料は5年間の総額で約1億2千万円となっている。
CTは身体を断層撮影する医療機器で、市立病院が従来使用していたCTは2_の幅で1枚ずつ撮影、1回転するのに0・8秒要していた。さらに撮影した画像はフィルムに焼き付ける方法だった。
今回導入したMDCTは、0・625_ごとに一度に64列の撮影ができ、1回転の速度は0・4秒となる。
さらに撮影した画像はコンピュータで立体画像として処理することができ、従来よりもかなり精密な診断が可能となる。
狭心症などの診断を行う場合、これまでは動脈にカテーテルを挿入する冠動脈造影を行っていたが、循環器内科で血管治療を行っていた医師が6月末で異動するため、こうした検査は名寄市立病院に集約することになっている。
ただ、MDCTではカテーテルを使用しなくとも心臓の検査ができるようになる。
さらに、カテーテル検査では入院を必要としていたが、MDCTではその日のうちに検査を終えることができる。
またフィルムを使わないため、コスト面での大幅削減につながる。
市立病院の森田一豊診療部長(46)は「鮮明な立体画像によって、これまでよりも格段に精密な検査ができるようになった。それにより、患者に負担をかけず診察の幅がかなり広がることになる」と話している。
【士別市】 朗読カフェ:活字の魅力再発見
朗読を通して活字の魅力を再発見しようと、「朗読カフェinナジャ」が11日、士別市のの喫茶ナジャで行われた。
近年は活字離れが指摘されているが、朗読を通して活字の魅力を知ってもらおうと、市内在住の安川登志男さんが、さまざまな作品の朗読を行った。
安川さんは30年以上前から市内の飲食店などで朗読を行ってきており、今回で9回目の朗読となる。
この日は士別市民文芸に掲載している詩や、参加者が持ち寄ったお気に入りの小説などを安川さんが朗読。
会場には20人の市民が集まり、安川さんが感情たっぷりに朗読する作品に聞き入っていた。