【刺 針】 2008年8月2日付

 夏の行楽期を迎え、士別市の観光名所である羊と雲の丘なども連日多くの観光客で賑わいを見せている。

 このような中、士別市はこのほど美しい星空が一望できる学田丘陵地に案内看板を設置し、「満天の星の丘」として広く市民や観光客にPRを図っていくことにしている。 学田丘陵地は、毎年市立博物館主催の天文教室を開催するなど、市内でも美しい星空が観測できる地点。
 環境省が毎年主催している全国星空継続観察では、07年夏の調査で学田丘陵地が全道で最も高いポイントを獲得した。

 この調査は全国402ヵ所で実施しており、ポイントが高いほど光害が少なく、空気がきれいで、星空がよく見えることになる。
 調査で学田丘陵地は道内でもっともポイントが高く、全国でも10位以内に入った。
 星空がきれいに見える条件は、夜間照明や広告などの人工的な灯りがないこと、周囲が開けている場所であり、そしてもっとも重要なポイントが空気がきれいなこと。

 学田丘陵地はこれらのポイントをすべて満たした絶好の観測スポットといえるだろう。
 今月には愛知県三好町から訪れた小学生たちもここで星座観察を行い、天候に恵まれたこともあり、美しい星空を満喫していた。

 この時期はペルセウス座流星群の流れ星や木星、はくちょう座、夏の大三角形などの星座を観察することができるという。

 「満天の星の丘」が士別市の新名所として、市民や観光客の憩いの場となること、そして美しい星空を観察することでこのすばらしい自然環境を守っていく意識を持つことに期待したい。(奈)