【刺 針】 2008年8月17日付

 原油の高騰は、各方面に大きな影響を与えてきている。
 先日、士別市農政対策協議会が肥料など生産資材の急激な価格上昇に対する緊急価格抑制対策、さらには生産コストを農産物価格に転嫁できるような環境整備を図ることなどを求めた要請書を市に提出した。

 その2日後には、南宗谷線5農連会議が北ひびき農協に対して同様の要請を行っている。
 特に来春使用する肥料については75%もの値上がりとなっている。

 ホクレンの緊急対策によって15%ほど上げ幅を抑えることができるが、最終的には60%もの価格上昇となる。生産資材の価格上昇は、農業者の再生産意欲の低下にもつながりかねない。国の早急な対応策を切望する。
 さて、原油高騰は物価の上昇を招くなど、市民生活にも大きな影響が出てきている。

 特に、完全な車社会となっている中で、ガソリン価格が値を上げてきていることは一般市民としても頭の痛いところだろう。
 そこで、最近話題となっているのが「エコドライブ」だ。

 もともとは、二酸化炭素の発生を抑制することを目的とした運転技術なのだが、ガソリン価格が上昇を続けてきている昨今、ドライバーのガソリン節約術として注目を浴びてきている。

 少し前からエンジンの回転数を2千回転未満に抑える運転を実践してきている。具体的な数値は定かではないが、確実に燃費は向上してきている。

 ある人は、車両にかかる重量を軽減させるため、燃料はタンクの半分だけの給油にとどめているという。

 また高速道路の走行でも、制限速度を超えた運転と法定速度内で運転では、燃費は1〜2割ほどの差が出てくるのだそうだ。
 1gで180円を超すガソリン価格となっている状況で、それぞれに工夫を凝らしたエコドライブを実践している人たちが増えてきているようだ。

 少々気は早いが、このままの状態が続くとすれば、秋から冬にかけての暖房が必要となる季節に向けて、「エコ暖房」の工夫も考えていかなければならないかもしれない。 (功)