【刺 針】 2008年8月27日付
士別市国際交流協会の短期留学研修事業で、今年は市内の高校生3人が7日から15日まで豪州ゴールバーン市へ派遣されていた。
ゴールバーン市との短期留学研修事業は、02年に士別青年会議所が創立45周年記念事業として、市内の高校生をゴールバーン市に派遣したのをきっかけとして、互いの高校生が行き来しあう相互交流を行ってきている。
これまで、互いに3回ずつの派遣を行ってきており、特に士別から派遣された高校生らの報告を聞くと、各人がこの事業で貴重な体験をしてきていることがうかがえる。
今回派遣された3人の高校生たちも「生の英語が勉強できた」「文化の違いを肌で感じることができた」「この体験がわたしの宝物になる」などの感想を話していた。
士別市とゴールバーン市が友好都市として提携したのは1999年7月3日。
その提携から来年でちょうど10周年を迎えることになる。
遠く離れた都市どうしの交流ということもあり、頻繁な人の行き来はなかなか容易ではない。
そうした状況のなかで、隔年ごとに行き来する高校生の短期留学研修は、両市を結ぶ交流事業の大きな柱とも言える。
こうした交流事業、一朝一夕で結果が出るものではなく、ましてや求めるものでもない。
大切なのは、市民が交流に参加できる環境をしっかり整えておくこと。
特に子どもたちや若い世代の人たちが、海外の異文化を体験することは、自分たちが暮らしているふるさとを見直す機会にもなるだろう。
ゴールバーンや士別で過ごした若い人たちが徐々に増えてきている。
「貴重な体験」をした若者たちが、これからの両市の架け橋となってくれるだろう。
姉妹都市提携から10年がたとうとするが、これからも地道で息の長い交流を展開し、刺激を受ける若い市民が育ってくれればと期待をかけている。 (功)