【刺 針】 2008年9月12日付

 今月の20日からは「動物愛護週間」が始まる。
 「ひろく国民の間に命あるものである動物の愛護と適正な飼養についての関心と理解を深めるようにするため、動物愛護週間を設ける」と、動物愛護管理法では9月20日から26日までを動物愛護週間として定めているものである。
 わたしたちの身近な動物といえば、イヌやネコのペットだろう。

 核家族化や高齢化などもあってか、イヌやネコをペットとしてだけでなく、家族として一緒に暮らしている家庭も増えてきているようだ。
 士別市内で飼われているイヌは、畜犬登録の数で約1300匹にもおよぶ。
 おおよそ7世帯に1世帯の割合でイヌが飼われていることになる。

 人口の減少とともに登録数も若干ではあるが減少してきているということだが、人口や世帯数の減少割合からすると、畜犬登録の減少率はかなり緩やかなものになるかもしれない。

 その一方で、全国の保健所に持ち込まれるイヌやネコの数は年間にして80万匹とも、100万匹ともいわれている。

 通報などによって捕獲される数はわずかで、そのほとんどが飼い主による持ち込みなのだそうだ。

 さらに残念なことは、保健所などに収容されたイヌやネコが、元の飼い主や新しい飼い主に引き取られるケースは3%ほどしかないという。
 ペットを飼うということは、それなりの覚悟と責任が必要である。

 ましてや、家族同然に暮らしているならばなおさらのこと、最後まで世話をしなければならないはず。
 ペットを飼うことで、その動物たちは有形無形の楽しみを与えてくれる。

 ペットを飼うとき、そして飼っているとき、動物愛護週間の目的にある「動物の愛護と適正な飼養についての関心と理解を深める」の言葉を、しっかりと心に刻んでおきたいものである。 (功)