【刺 針】 2008年9月27日付
現在士別市民文化センターで、絵手紙作品展「150歳の姉妹展」が行われている。 展示を行っているのは、ともに長年にわたって絵手紙の創作活動に取り組んできた、士別市内在住の斉藤淑子さん(81)と帯広市在住の津島民子さん(70)の姉妹。
会場で津島さんに取材をさせていただいたのだが、その行動力と常に何かを学ぼうとしている姿勢に驚かされた。 元々手仕事が好きだったという津島さんは、「もっと多くの人と交流したい」と考え、講習会に参加したことをきっかけに本格的に絵手紙を始めたという。
絵手紙歴は20年になり、現在は全国各地の講演会や、十勝管内の学校などでも指導を行うまでになった。93年には道内で初めての絵手紙全国大会を開催し、その実行委員長を務めた。
津島さんの趣味は絵手紙のみにとどまらず、写真やスキー、洋裁、登山などのほか、60歳を過ぎてからスキューバダイビングを始め、海外の海にも潜っているという。
「今から始めるのでは遅いということは何もない。一歩踏み出す勇気があれば、何でも挑戦できる」と津島さん。 多くの人との交流をと始めた絵手紙だが、姉妹展の会場には全国の仲間たちからのお祝いのメッセージが多数寄せられていた。
学校教育に限らず、生涯を通して新しいものを学び続けたり、趣味や自らのキャリアアップに努めていくことは、日々の生活に活力と潤いを与えることになる。
超高齢社会を迎えている現在、一人ひとりが目標や楽しみを持ちながら、さまざまな趣味などに取り組んでいく生涯教育や生涯スポーツの需要は今後さらに増していくだろう。
こうした個人の熱意から交流の輪が広がり、地域の活力になることを期待したい。