【刺 針】 2008年10月4日付
秋の全国交通安全運動が9月30日まで行われ、各地で安全運転を呼びかける街頭啓発などを積極的に展開していた。
この安全運動期間中、士別警察署管内では人身事故の発生がなかった。
また9月28日現在の交通事故発生件数も35件と、昨年同時期に比べ10件も減少している。
交通安全運動は終了したが、輸送繁忙期や降雪期を迎えるこれからの時期は、例年全国的に重大事故が多発する傾向にあるという。
士別署管内でも昨年10月から12月末までの期間、20件の人身事故が発生し、2人が亡くなっている。
道交法の改正により、今年6月から後部座席のシートベルト着用が義務化された。10月からは高速道路での悪質な違反者を摘発していくようだ。
このように車両側の規則が強まる一方で、これまでに発生している交通事故には歩行者や自転車利用者に違反があったケースも少なくないという。
事故の撲滅のためには、ドライバーだけでなく歩行者らの根本的な意識改革が不可欠だ。
事故に遭った歩行者らの違反は、安全不確認や一時不停止など、気をつけていれば確実に事故を防ぐことができるものが大半。
1968年以降、全国で交通死亡事故がなかった日は1日もないそうだ。
今後は降雪期を迎え、路面状況に的確に対応した慎重な運転が求められる。
ドライバーだけでなく歩行者も、互いに譲り合う思いやりの心を持って行動することで、悲惨な交通事故は確実に減らしていくことができるだろう。 (奈)