【刺 針】 2008年10月11日付

 近年、少子化や若年層の流出などによる過疎化が全国的に大きな問題となっているが、その対策として独自の振興策に取り組む地域が増加してきている。
 士別市の停車場通り振興会は8日、ハロウィンまつりを開催した。

 このハロウィンまつりは、かつて市街地の中心として栄えた停車場通りに再び活気をと、振興会が主催して毎年開催しており、今回で9回目を数えた。
 ハロウィンまつりは、子どもたちと地域住民との親睦を深めることも、開催目的の一つにしている。

 当日は市内の3保育園の園児たちがハロウィンの仮装で通りを訪れ、地域住民らと一緒におしるこを食べながら交流を深めていた、
 振興会は03年度に自らの一部負担によって、通りの街路灯と歩道の改修工事を行っている。

 街路灯は昭和30年代のガス灯をイメージしたデザイン。 また歩道は片側をバリアフリーとし、高齢者や障がい者にも優しい設計を心がけた。 人口減や高齢化により、地域の活気が低下しているようにも感じられるなか、振興会は会員がアイディアを出し合い、さまざまな事業を展開してきている。
 市内の各自治会などでも、地域活性化や住民の交流などをめざし、さまざまな独自の事業を行っているが、それはその地域内だけの取り組みに限られていることが多いようだ。

 各自治会や団体が連携を深め、手を取り合って1つの事業に取り組んだ結果、その事業が全市的な取り組みに発展していけば、魅力あるまちづくりに向けて大きな効果が期待できるのではないだろうか。

 今後は地域の特色を活かした地域活性化がさらに求められていくことになるだろう。 地域住民が一体となったまちおこしで、魅力ある地域づくりが進められていくことを期待したい。