【朝日美土里ハイツ:増床工事行い、すべて完全個室に】
2008年5月17日付
社会福祉法人朝日福祉会(齊藤健理事長)は本年度、特別養護老人ホーム朝日美土里ハイツの増床を行う。約3億9400万円をかけて20床の増床を図ることにしており、今月末に入札を行い来年2月の完成を目指す。増床する20床はすべて個室。朝日福祉会では増床に向けて職員の増員を図るなど、その準備を着々と進めている。
朝日美土里ハイツは、91年4月にオープンした特別養護老人ホーム。
構想段階から50床での建設を目指していたが、補助の関係で30床となっていた。
合併前の旧朝日町時代から、美土里ハイツの増床を求めてきていた経緯がある。
新市となってからは、建設計画に美土里ハイツの増床を盛り込むなど具体的作業が進み、昨年度は648万円をかけて実施計画を作成。本年度に増床に向けた工事が行われることになったもの。
美土里ハイツの増床にかかわる全体事業費は3億9400万円。
このうち6156万円が道からの補助で、3億3200万円が市からの補助となる。市の補助については合併特例債を活用する予定となっている。
今回の増床では20床を増やし、美土里ハイツのベッド数を50床(ショートステイを除く)とする。
計画では現在ある入所棟の南側に20床分の入所棟を建設する。
増床に伴う増築分の面積は1062平方メートルとなっている。
新たに建設する入所棟は、入所者が快適に毎日を過ごせるよう、すべて個室となる。
1室の面積は14・63平方メートルで、入所する人たちができる限り自立した生活ができるようにと、各室にトイレも備えることになっている。
また1ユニットを10人とし、それぞれのユニットごとにサブリビングや食堂が設けられる。
朝日福祉会では30日に入札を行うことにしており、6月に着工して完成は来年2月末の予定。
増床に向けて美土里ハイツの職員も14〜15人ほどの増員が必要となる。
そのため、2年ほど前から福祉関係の専門学校を訪問するなどして、スタッフの確保のつとめてきている。
「どこの施設でも、介護関係のスタッフは人材不足となっている。そうした状況のなかで職員を確保することは難しいが、工事が完成し入所が始まるまでには十分な体制を整えていきたい」と朝日福祉会では話している。
現在、美土里ハイツの待機者は40人ほど。
増床工事が完成後、来年3月下旬ごろから順次入所を行っていくことにしている。