【兵庫県の修学旅行生が農業体験】
2008年5月24日付
和寒町と剣淵町の農家に22日、兵庫県の中学生たちが修学旅行で訪れ、田植えなど初めての農作業に汗を流した。農業体験の受け入れは今年で2年目。昨年は約300人の生徒が2町を訪れている。農繁期の受け入れであることや体験時間が短いことなどの課題もあり、今後は受け入れ農家を増やしていくことなども課題となってくる。
近年、体験型観光への注目から全国的に修学旅行などで農業体験を行う学校が増えており、剣淵町と和寒町でも昨年度から受け入れを行っている。
昨年は5月に札幌稲陵中学校の生徒113人、10月に神戸野田高校の生徒207人が2町を訪れ、草取りや収穫などの農業体験を行っている。
和寒町では受け入れを行う農家らで和寒グリーンツーリズムネットワーク協議会(中原浩一会長)を設立。
剣淵町でも剣淵農業振興センターが窓口となり農業体験の受け入れが行われている。
2年目の受け入れとなった22日には、兵庫県川西市立東谷中学校の修学旅行生244人が2町を訪れた。
剣淵町にはそのうち141人が6人ほどの班に分かれ、24戸の農家で農業体験を行った。
東町の佐藤宏和さんの農場ではちょうど田植えの真っ最中。
生徒らは苗を軽トラックに積んだり、田植機に乗って田植え作業を体験するなどしていた。
初めての田植え作業に「田植機をまっすぐ走らせるのが難しかった」などと話していた。
和寒町にも103人の生徒が18戸の農家で、カボチャの定植などの作業に汗を流し、作業は約3時間で終了した。
修学旅行生の受け入れは、今年9月にも神戸野田高校の生徒220人を受け入れることとなっている。
しかし農業体験に訪れる時期が春、秋ともに農繁期で忙しく「受け入れが難しい」という農家も多く、また農業体験の時間が短いことなどに対しても「半日ほど時間があれば」と話す農家もいる。
今後は受け入れ農家を増やしていくことでの体制の充実や、1日体験、ホームステイなどの受け入れについても検討していきたいとしている。