【羊毛製品の開発委員会を設置】
2008年5月25日付
士別オリジナルの羊毛製品開発を目指していこうと、士別商工会議所(千葉道夫会頭)は、国の補助を受けてサフォークの羊毛を活用した商品開発に取り組む士別羊毛製品開発委員会を立ち上げた。23日には1回目の会議が開かれ、今後の取り組みなどについて協議した。委員会では今後、各種事業を展開しながらニット製品の編み手拡大やレベルアップ、さらにはオリジナルデザインの研究などを進め、羊毛製品のブランド化を目指していくことにしている。
士別商工会議所は一昨年度、国の小規模事業者新事業全国展開支援事業の補助を受け、スープカレーの商品開発などに取り組んできた。
その結果、地元産サフォークラム肉を使ったスープカレーを商品化するなどの成果を残している。
今回も一昨年度と同じ全国展開支援事業で、800万円の補助を受けることが決まった。
今回は、羊毛を活用した商品開発や体験型観光の創造を図ることにしている。
その事業の推進母体として商工会議所は、士別羊毛製品開発事業委員会を立ち上げたもの。
委員会は会議所をはじめ、市、サフォーク研究会、青年会議所、潟Tフォークらで構成。千葉会頭を委員長に、12人に委員を委嘱した。
この日の会議で千葉会頭は「この事業は、これまでの取り組みを尊重しながら、新しい流れをくみ入れていくためのもの。思いきった発想と感覚で取り組めば、大きな実をつけることを信じている」とあいさつした。
委員会では、紡ぎや染め、織り、編みなど羊毛加工技術に関した講習会を開催したり、羊毛製品のデザインの研究・開発、体験型観光システムの構築を図るなどの事業を行っていく。
そうすることによって編み手の拡大とレベルアップを図り、さらにはニットをはじめとする羊毛製品の「士別オリジナル」を開発していきたいとしている。
すでに、サフォーク肉に関してはブランド化に向けた取り組みが軌道に乗ってきており、今回は羊毛製品のブランド化を推し進めることで、サフォーク全体の付加価値を高め、地域の活性化につなげていくことを期待している。
千葉会頭は「ニットをはじめとした羊毛製品の発信基地としての位置づけを確立させたい。市民運動として盛り上がりが図られる頑張っていきたい」と話している。