【戸籍情報、電算化で情報を一元管理】
 2008年6月4日付

 士別市は、戸籍情報の集約化を図ることなどを目的に、戸籍システムの電算化を進めてきているが、7月7日からその電算化がスタートする。戸籍事務を電算化することによって、これまでの戸籍謄本・抄本の名称は「全部事項証明書」「個人事項証明書」に変更となる。また、市立図書館でも証明書の交付が可能になる。

 士別市の戸籍情報は現在、台帳による管理を行っている。
 市役所と朝日総合支所、そして各出張所の5カ所に台帳があり、それぞれで戸籍簿を管理しているのが現状。

 戸籍情報の電算化については、国が94年にそれを認めたことから、全国の市町村で随時電算化が進められてきている。
 士別市においても、市町村合併補助金を活用することで、戸籍の電算化を行うことになったもの。

 戸籍電算化にかかわる事業費は、総額で1億1667万6千円。
 現在使われている約1万3千件の戸籍をはじめ、本籍の履歴となる戸籍付票、1960年代まで使われていた改製前の改製原戸籍、さらに除籍の総数で約4万330件の戸籍情報を管理している。

 電算化に伴って、これら戸籍情報のデータ入力から、本体サーバーの設置、さらには各セクションへの端末機整備などを進めてきたことによって、7月7日から戸籍電算化がスタートすることになった。

 戸籍の電算化を図ることで、これまでは市役所や総合支所、各出張所でそれぞれ管理していた戸籍情報を集約した一元管理が可能となり、業務の効率化を図ることができる。
 また、これまでは交付申請があると台帳から探してそれをコピーして発行していた。場合によっては台帳から探すのに数時間かかることもあったが、電算化によって発行の際の待ち時間が大幅に短縮できるのも大きなメリット。

 戸籍電算化により、戸籍謄本・抄本の名称が「全部事項証明書」「個人事項証明書」となるほか、証明書もこれまでのB4サイズ縦書きから、A4サイズ横書きに変わる。
 証明手数料は従来通りとなっている。
 市民サービスの一環として、生涯学習情報センター内の市立図書館窓口で住民票の交付を行っているが、戸籍電算化でその窓口でも戸籍に関する証明書の交付が可能となる。