【市立病院:職員の知識、出前します】
2008年6月11日付
病院スタッフが有している知識や技術で地域に貢献していこうと、士別市立病院(吉川紀雄院長)は「病院出前講座」を実施する。出前講座では現在のところ26のメニューを用意しており、市民からの開催依頼に応じていくことになっている。「多くの市民に出前講座を活用してもらいたい」と市立病院では呼びかけている。
市立病院には医師をはじめ看護師、薬剤師、検査技師など、医療に関した幅広い知識と技術を有したスタッフがそろっている。
こうしたスタッフの知識や技術を、市民の健康増進などに役立てていくことはできないかと、病院出前講座を実施することになった。
実施にあたっては、医局や臨床検査室、薬局、看護部など、院内すべてのセクションに講座で対応できる内容の提出を行った。
そうしてまとめたのが26の出前講座メニュー。
ライフスタイルと糖尿病、がんとのつきあい方、楽な介護動作、わかりやすい臨床検査のお話、薬の正しい知識、転倒予防など、市民の身近な生活にかかわりの深いメニューを中心に用意した。
このメニューについては、市が行っている「市民ふれあいトーク」のメニューにも登録。
さらに、病院が独自に公民館などの関係機関にメニューを配り、出前講座のPRにつとめている。
出前講座では市立病院の医師や薬剤師、看護師、検査技師などが地域に出向き、講師をつとめることになっている。
18日には出前講座の1回目として、九十九大学で「高齢者の栄養管理」と題して、さらに26日には公民館セミナーとして「インチキヒーリング講座」を、出前講座として行うことがすでに決まっている。
出前講座はすべて無料で実施。老人クラブや学校、PTA、さらには地域サークル、数人の仲間など、「希望のあるところにはどこにでも出かけます」とのこと。
また、メニューにない内容についても「こんな話をしてもらいたいとの希望があれが、十分に対応できます」としている。
市立病院では、こうした出前講座で、通常の診療活動以外での地域医療に貢献していきたいとしている。
さらに、出前講座の機会を通じて市民と交流を持ちながら、病院の現状を説明するなどして、病院に対する市民の理解を深めてもらうことも目的としている。
病院出前講座は士別市立病院総務課(23−2166)で受け付けており、申し込み時に日程調整などを行う。
「より多くの市民活用してもらいたい。病院スタッフが有する知識を、日々の健康維持に役立ててもらいたい」と市立病院では話している。