【西広通り:「道道昇格」 困難と判断】
 2008年6月13日付

 士別市は長年にわたり、市街地駅西地域を通る西広通りの道道昇格を道に対して要請してきたが、現状では道道昇格が見込めない状況にあると判断。西広通りについては市で整備を進めていくことにしている。西広通りの整備については総合計画にも盛り込んでおり、今後は年次計画的に整備を進めていくとしている。

 市道西広道りは、道道剣淵原野士別線の北側から下水処理場前を通り国道239号線までの区間。
 剣淵川パークゴルフ場入口となる旧競馬場前の西5条6丁目付近までは道路があるが、そこから国道239号線までは民有地のため道路が整備されていない状態となっている。

 道道剣淵原野士別線は現在、南郷跨線橋をわたり国道40号線が終点となっているが、南郷跨線橋が完成する以前は、名越大橋から公設市場前、西小学校前を経て国道239号線までの区間となっていた。

 市街地のJR線路から西側の駅西地域は、線路とチューブス川、剣淵川で分断されていることもあって、他の市街地域に比べると生活環境整備が遅れていた。

 そこで市は、西広通りが道道に昇格し街路の整備を進めていくことで、駅西地域を通る幹線道路として、地域振興に大きな影響を与えることもあるなどとして、道道昇格に向けた要請を道に対して行ってきた。
 長年にわたって道道昇格を要請してきたが、いまの道の財政状況を踏まえると、早期の道道昇格は困難と判断。実質的に道道昇格を断念したことになる。

 西広通りの整備について地域からの要望もあることなどから、市が整備を進めていくこととし、本年度からスタートしている総合計画にも盛り込んだ。

 道道昇格を断念したことで、市は昨年度まで道への要望事項として西広通りの道道昇格を盛り込んでいたが、本年度については要望事項から外している。
 西広通りの現道部分は1・1キロメートルあり、550メートル部分については農地となっているため、実際に整備を進めるためにはこの区間の用地買収を行っていかなければならない。
 総合計画に盛り込んでいる事業費では、概算で6億円ほどを見込んでいる。

 市では財政状況を踏まえながら、今後は年次計画的に複数年で整備を行っていきたいとしている。