【国保税:徴収漏れで町長ら減給】
2008年6月21日付
剣淵町議会第2回定例会が19日に開会し、一般質問と議案審議が行われた。行政報告で佐々木智雄町長は剣淵高校の09年4月から総合学科への学科転換することを述べ、校舎改修費など補正予算を可決した。また国保税の一部徴収漏れがあったことについて、町長、副町長の7月分給与を削減することなどを決めた。
定例会では佐々木町長が行政報告を行い、各事業などについて第1回定例会以降の町政の概要を報告した。
剣淵高校について、現在のカリキュラムでは新しい介護福祉士法が定める介護福祉士受験資格を得るための授業時間数が足りなくなることから、学科転換を図りこれに対応させるとした。
佐々木町長は農業・生活科を09年4月から総合学科に転換し、農業と福祉を両輪としてさらなる充実を図っていきたいとした。
議案審議では町長および副町長の給与の特例に関する条例の制定や税条例の改正、一般会計補正予算など7件を審議した。
町長および副町長の給与の特例に関する条例は、国民健康保険加入者の一部徴収漏れがあった件について、その責任を取ったもの。
徴収漏れは土地や建物を共有する国民健康保険加入者に対して、資産割り部分の課税が行われていなかったもので、05年度以降で22件、約105万円の徴収が行われなかった。
徴収漏れの要因には電算システムでの不備があり、町でも税制度などへの認識が足りなかったとしている。
全国の市町村で共有資産の徴収漏れが見つかり、道内の市町村でも40市町村で同じような徴収漏れが発覚している。
徴収漏れの22件に対しては対象者に対して謝罪と説明を行い、納付を求めた。
議案では特別職である町長と副町長の7月分の給与からそれぞれ10%、5%を削減するもので、佐々木町長は「今後も税の公平性を保っていきたい」と改めて陳謝した。
08年度一般会計補正予算は、歳入歳出それぞれに2511万5千円を追加し、総額を34億4379万円とした。
内訳としては、学科転換を図る剣淵高校について、一部教室を介護実習室、浴室を備えた入浴実習室に改修し、実習の備品購入など約1千万円を補正した。
またレークサイド桜岡について、経営改善指導業務の委託料についての補正も行った。