【生活保護状況:前年度に比べ6割増】
 2008年6月16日付

 士別市のまとめによると、市内における生活保護状況は、07年度で被保護者数が252人、保護率で10・8%となっている。これらについては05年9月の合併後から横ばい状態となっているが、07年度における生活保護の開始件数は23件となっており、前年度の開始件数に比べると6割ほど増加している。

 05年9月に旧士別市と旧朝日町が合併し、新市となってからの生活保護状況は、05年度が被保護世帯で178世帯となっている。
 被保護者数については249人で、保護率については10・7%となっている。

 06年度は被保護世帯が178世帯で、被保護者数で250人、保護率は10・6%となっている。
 昨年度については被保護世帯が177世帯、被保護者数が252人、保護率は10・8%となっている。

 新市誕生後の生活保護状況については、被保護世帯・被保護者数・保護率とも横ばいの状態が続いている。

 保護率については、07年度の全道平均が24・6%となっており、士別市の場合は全道平均に比べるとかなり低い数字になっている。
 生活保護費の給付額については、05年度が4億3530万8千円、06年度が4億3759万8千円、そして昨年度が3億9055万1千円となっている。
 昨年度については、制度の改正が行われたため、前年度を下回るかたちとなっているが、総体的には給付総額に大きな変化はない。
 生活保護費は、国が4分の3、市が4分の1を負担することになっている。

 被保護世帯、保護率などは横ばい状態となっているが、生活保護の開始件数については、増加の傾向にある。

 05年度の生活保護開始件数は18件で、06年度が14件、そして07年度については前年度より6割以上増加した23件となった。
 生活保護は、転出や死亡、さらには被保護者が仕事につく稼働開始となったときには保護が廃止となるが、士別市では転出や死亡での廃止が大半を占めている。

 生活保護の開始件数が増加してきている背景には、景気に低迷による市内の経済状況が影響していることが考えられる。