【AED:AED:公共施設への配置ほぼ完了】
 2008年6月17日付

 2004年7月から自動体外式除細動器(AED)の使用が一般市民に認められ、士別市は市内の学校への設置を進めてきた。今年5月中旬には全学校への配置を完了しており、随時各学校で講習会を開催し、教職員らが使用法などを学んでいる。

 AEDは、心臓がけいれん状態となる心室細動時に、電気ショックを与え心臓のリズムを正常に取り戻すための医療機器。
 日本国内では医師のみ使用が認められていたが、03年に救急救命士、04年7月からは一般市民が使用できるようになり、全国で急速に普及してきた。
 士別市でも05年度ごろから公共施設などへの設置が進んでいる。

 今年度からは学校への設置を開始し、PTAなどからの寄贈ですでに設置を終えていた士別南小、糸魚小、士別東高を除き、5月中旬までに全校へのAED設置を完了した。

 各学校では随時講習会を開催し、教職員らが使用法などを学んでいる。
 また今年度は新たに南郷プールと総合体育館、朝日プールと朝日農業者トレーニングセンターにAEDを設置した。
 冬期間は南郷プールのAEDを日向スキー場に、朝日プールのAEDを朝日スキー場に設置することにしている。

 士別地方消防事務組合本部で把握している市内のAED設置状況は、5月1日現在で31ヵ所34台。これまでのところAED使用の報告はないという。
 AEDの普及とともに救命講習の開催や参加人数も増えてきている。

 普通救命講習会は、05年度に15回275人、06年度に12回313人、07年度に16回260人、本年度は5月1日現在ですでに7回開催し、119人が受講している。
 また一般救命講習の受講者は05年度から2993人となっている。

 全学校へ設置したことで、士別市の公共施設へのAED設置はほぼ完了したことになり、今後は講習会への積極的な参加を呼びかけながら、市民に使用法を学んでもらうことにしている。