【農畜産物加工体験交流工房:市民参加で協議会設立】
 2008年7月5日付

 士別市が本年度建設する、農畜産物加工体験交流工房の管理・運営を担う体験交流工房運営協議会の設立総会が3日、市民文化センターで行われた。運営協議会では今後、より多くの市民の参加を募りながら、体験交流工房の運営について具体的な協議を行っていくことにしてる。体験交流工房は12月の完成予定となっている。

 士別市は、市民が気軽に農畜産物の加工を体験できる施設として、農畜産物加工体験交流工房を本年度建設する。
 建設場所は公設市場北側の市有地で、木造平屋建て、面積189・54平方メートルの施設。

 内部は乳製品加工室、肉製品加工室、共用加工室、事務室、研修室などを備え、アイスクリームやチーズなどの乳製品、ソーセージやハムなどの肉製品の加工ができるようになる。

 総事業費は約7500万円を見込んでおり、8月ごろに発注し12月に完成予定となっている。
 体験交流工房については、長年にわたり推進協議会がその設置を求めてきたもの。

 施設完成後は、推進協議会を母体とした体験交流工房運営協議会が管理・運営を担うことになっている。
 その運営協議会の設立総会には、推進協議会のメンバーをはじめ一般市民ら約30人が参加。

 推進協議会の田中豊子会長が「運動を始めてから8年が経過し、ようやく体験交流工房が建設されることになった。市民が加工を楽しみ、次の世代に伝えていくためにも、仲間を増やしていきたい。わたしたちの仕事はこれから始まります」とあいさつ。

 このあと運営協議会の規約、事業計画、役員選出などを行った。
施設は12月に完成し、本格的なオープンは来年4月からとなるため、本年度については推進協議会が行ってきたまるかじりフェアの開催をはじめ、産業フェアの参加などを中心とした活動を行っていく。

 施設完成後については、1月中旬ごろから加工技術習得のための実習や市民を対象にした加工体験なども計画している。
 体験交流工房は、運営協議会が指定管理者となって管理・運営にあたる予定。

 オープン後の具体的な管理・運営の方法については今後、運営協議会で話し合っていくことになっており、地元の食材を使ったさまざまな市民向けの加工教室を行っていきたいとしている。
 役員の選出では、会長に推進協議会会長をつとめてきた田中さん、副会長に柿崎由美子さん、事務局長に五十嵐紀子さんをそれぞれ選出した。

 この日設立した運営協議会は、幅広く市民から会員を募りながら、市民が気軽に利用できる体験交流工房としていくための管理・運営体制について協議していくことになっている。