【ふるさと納税:さっそく申し込み第1号】
 2008年7月13日付

 士別市と和寒町は、ふるさと納税に関する条例を設け、ホームページなどで周知を図りながら寄付を募っている。和寒町には6月25日、士別市には11日にさっそく「第1号」の寄付申込があった。両市町では今後も、積極的なPRを図りながらふるさと納税への寄付を募っていきたいとしている。

 士別市と和寒町は、6月の定例議会でふるさと納税に関した基金条例を制定した。

 士別市は「私の士別・あなたのふるさと応援寄附金条例」とし、和寒町は「ふるさとまちづくり応援寄付条例」の名称で、条例制定後ただちに市や町のホームページに掲載している。

 士別市では、市外の人が1万円以上の寄付を行った場合、スープカレーやジンギスカン、トマトジュース、サフォークラーメンの特産品、さらにはアスパラ、トマト、メロンなどの旬の味覚など8品目の中から希望する1点を選び、寄付のお礼として特産品を贈ることにしている。

 和寒町でも、寄付者を町の「応援家族」として登録。どんとこい夏まつりやパンプキンフェスティバなどのふるさと交流事業に参加することができる特典を設けている。

 条例の制定から間もないことから士別・和寒とも、現在はホームページのみでのPRとなっているが、さっそく両市町に応援寄附金への「申し込み第1号」があった。
 士別市への申し込み第1号となったのは、東京都江戸川区に住む小林五十六さん。

 小林さんは13年ほど前、当時の朝日営林署署長をつとめており、市のホームページを見て、1万円の寄付を申し込んできたもの。
 第1号の申し込みとなってことで市総務部の鈴木久典部長が、小林さんにお礼の電話を入れた。

 そのとき小林さんは「思い出の地である士別のことは、インターネットなどを通していろいろ調べています。懐かしいです」と話していたという。

 鈴木部長は「さい先のいいスタート。今後は、東京や札幌などのふるさと会や、ゆかりのある企業などに応援寄附金をPRしていきたい」と話している。
 和寒町の第1号は本州の男性からで、ホームページに掲載した翌日の6月25日に申し込んできた。

 伊藤昭宣町長は「さっそくの申し込みは大変ありがたいことで感謝している。基金を活かし、魅力あるまちづくりを行っていきたい」と話している。
 和寒町でもふるさと会などを通じて、町の出身者らに制度の周知を図っていきたいとしている。