どんな植物? ケナフの利用方法→

ケナフとはアオイ科ハイビスカス属の一年草で、別名をホワイトハイビスカスともいいます。アフリカの熱帯や東南アジアの亜熱帯、インド、中国。アフリカ、カリブ海沿岸、アメリカなどが主な栽培国となっています。ごく近い将来、主要栽培国に日本が加わることを願っています。


非木材紙の原料に・・

成熟すれば下部が3〜5センチ、高さが3〜4メートルにもなる植物で、現在は森林保護の意味から木材資源に代わる紙の原料として注目されていますが、昔からインドなどではロープや袋、漁網の材料として使い、幹は住居の補強材やカヌーの材料として利用されてきました。昭和3年〜13年頃まで、日本も満州でケナフを栽培して麻袋を生産していました。成長の早い植物ですから、光合成能力に優れ、成育時に大量の二酸化炭素を吸収していることがわかります。その炭素の量は、自重量の約44%にものぼるといわれています。ケナフ一本は、人間一人が1,2日に排出する二酸化炭素を固定化するという数字さえあります。

用途の可能性高く

ケナフの茎は、緑色で葉と同じように葉緑素を多く含み、ケナフ全体が光合成に適していると考えられます。ケナフは草ですが茎は木に近く、しかも加工処理が簡単なことから、資源として用途開発の可能性が高く、建材や自動車の車体にも使われるようになっています。ケナフの花は直径5〜10センチの見事な花です。
クリームイエローの5枚の花びらを持ち、中心部は赤くなっています。
一日でしぼんでしまいますが、次々と花が咲いて楽しめます。
染色の材料としても使えます。とにかくケナフは魅力的な植物です。
二酸化炭素を吸収して地球温暖化の防止に威力を発揮し、酸素を出して環境浄化に貢献しています。生命・ものを大切にし、ものを創造する心を育てるなど環境教育にも役立ちます。

緑肥としても効果

また、脱臭剤、土壌改良財、防音材、和紙、麻ひも、オイル吸着材などの資源開発素材として脚光を浴びています。さらに、緑肥としても効果抜群で、栽培80日で牛などの飼料として利用が可能であり、キノコの苗床など農業の活性化にもひと役買っています。温暖化防止と森林保護の救世主としてケナフが注目されています。その輪を北海道に広げていきたいと考えています。


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