【ヘッドライン】 2008年3月2日付

【士別市】 「南瓜(カボチャ)」テーマにセミナー:テッペンランド

 士別市は、公的資金の繰上償還に必要な資金を民間金融機関からの長期融資で対応するが、その一部の融資について、金利入札を行うことにしている。

 公的資金の繰上償還は、地方財政対策の一環として国が本年度から3カ年で一定条件を満たした自治体を対象に、補償金を免除した高金利地方債の償還を認めているもの。

 士別市では本年度から3カ年で、金利が5%以上の起債を繰上償還することにしており、その総額は14億2千万円ほどとなる。
 繰上償還に必要な資金については、民間金融機関からの融資で対応するが、市ではこの償還に必要な資金の一部について金利入札を行う。

 士別市が民間金融機関からの融資で金利入札を行うのは、今回が初めてのこと。

 本年度分は約5億9千万円を繰上償還することになっており、このうち6割は指定金融機関から融資を受け、入札を行うのは残る約2億2550万円分。
 償還期間にあわせ2年から4年までの4本に分けて、入札を行うことにしている。
 入札は市が市内の金融機関を指名することになっている。

 入札を行うことで競争性を高め、より低い金利での融資を受けることと、透明性を高めることが大きなねらいとなっている。
 高金利地方債の繰上償還が本年度分から始まることで、金利入札を行う市町村が増える見込みにあり、すでに旭川市や滝川市で実施しているという。

【士別市】 公共交通で協議会設立

 士別市内における公共交通のあり方を検討する、士別市地域公共交通活性化協議会が設立し、その1回目の会議が28日、市民文化センターで行われた。
 地域公共交通活性化協議会は、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律と、道路運送法の規定に基づき設置したもの。

 市では昨年7月、任意の懇談会を立ち上げ、市内における公共交通の現状や課題について検討してきた。
 今年1月には懇談会として、温根別・朝日地区における予約制乗合バスの検討や市内循環バスの西回り線の増便などについて意見の集約を図っていた。

 法律に基づく活性化協議会を立ち上げたことで、今後は地域公共交通連携計画の策定をはじめ、効率的運行形態、ノンステップバスの導入や乗合タクシーなどの利便性向上、さらには啓発に関することなどについて、懇談会で集約した意見を参考に検討と実証実験を行っていくことにしている。

 法定協議会を立ち上げ総合連携計画を策定することで、法に基づく支援生を活用できることになり、協議会では来年2月ごろをめどに計画を策定するとともに、各種事業の展開やその評価を行っていく。

【剣淵町】 和牛生産組合:販売や肥育で多角化も          

産組合(石田守組合長)を設立し、所得確保や経営安定にむけた和牛の生産を実施している。

 組合は昨年10月に町内の酪農家10戸が集まり設立したもの。

 酪農業は飼料価格の高騰などから厳しい経営を強いられている。
 またオーストラリアとのFTA(自由貿易協定)が締結されれば、安い乳製品の輸入などにより経営への影響が懸念されている。
 このため酪農家の所得確保や経営安定を目的に町や農協などの協力で組合を設立。昨年10月に5歳の黒毛和牛を1頭購入した。

 この和牛から採卵し人工授精させた受精卵を、各農家の牛に移植し、効率的な和牛子牛生産を目指していきたいとして、組合では年間50〜60頭の生産を計画している。

 生まれた子牛は各農家の判断で販売や肥育などを行い、経営の多角化も目指したいとしている。
 受精卵の移植などは町内の竹下家畜繁殖診療所(竹下章所長)に技術依頼を行い実施していく。

 石田組合長は「関係機関などと協力しながら、経営安定化のために努力していきたい」と話している。