【ヘッドライン】 2008年3月4日付

【士別市】 ピヒカラ歩くスキー:道内各地から230人

 士別市などが主催するピヒカラ樹氷歩くスキー大会が2日、士別市陸上競技場をスタートとするコースで行われた。大会には道内各地から約230人が参加し、木々に囲まれた自然豊かなコースで心地よい汗を流していた。

 ピヒカラ樹氷歩くスキー大会は、1976年2月にフィンランドの国際的な指導者であるエリキ・ピヒカラさんを招いて歩くスキーの講習会を開催したのを記念して毎年開催しており、今年で33回目となる。
 大会は士別市と士別市教育委員会、士別市体育協会などが主催している。

 大会には7歳の小学生から最年長の88歳の男性まで、道内各地から約230人が参加した。

 開会式では主催者を代表して相山慎二副市長が「自然を満喫しながら楽しんでください」とあいさつしていた。

 大会種目は歩くスキーのみで、3キロのナナカマドコース、5キロのサフォークコース、10キロのピヒカラコース、そして北海道セブンスタースキー組織委員会公認コースともなっている30キロの日向樹氷コースが設けられた。

 午前10時に陸上競技場を一斉にスタート。参加者たちは木々をぬう自然豊かなコースを駆けぬけたり、ゆったりとスキーを滑らせたするなど、思い思いのペースで楽しんでいた。

 この日はまずまずの天候に恵まれ、参加者らはにこやかな表情で、ゴールを切っていた。

【士別市】 士別高校、翔雲へ:最後の卒業生が巣立つ

 今年度で閉校となる士別高校(相内泰三校長)で2日、第60回卒業式が行われ、最後の卒業生141人が巣立っていった。

 士別高校は1941年に北海道士別実科高等女学校として開校。48年に北海道立士別高等学校と改称し、男女共学となった。

 かつては定時制や機械科、家政科などもあり、76年には現在の校舎が落成し、これまでに1万5357人の卒業生を送り出している。

 しかし人口減や少子化の影響により学生数確保が困難となったため、士別商業高校と統合再編し、昨年4月に新設校として士別翔雲高校が開校している。
 この日の卒業式は在校生のほか多くの来賓や父母らが参加した。

 長年親しんだ校歌を斉唱したあと、卒業生ひとりひとりに相内校長から卒業証書が手渡された。

 相内校長は式辞の中で「最後の卒業生として、士別高校の伝統を後輩に引き継いだ。地道な努力を重ね、自分の道を切り開いてほしい」と卒業生らを激励した。

 菅原信一PTA会長も「67年の歴史に幕を下ろすこととなったが、母校の思い出を忘れずに、夢を追う挑戦者であってほしい」と述べた。

 卒業生代表の沼田翔二郎君は「あっという間の3年間、仲間と一緒に頑張れたことをうれしく思う」と述べ、先生や家族らに感謝の気持ちを述べた。

 沼田君は学校生活の思い出を涙混じりに話し、「この学校で幸せだった」と誇らしげに答辞を述べた。
 最後の卒業生たちは会場いっぱいの拍手のなか、在校生や父母らに見送られて、母校を後にした。

 士別高校の2年生は4月から、士別翔雲高校の3年生として編入する。