【刺 針】 2008年3月6日付
携帯電話は今や子どもから高齢者まで幅広く使われている。
出始めの頃はパソコンの操作に慣れている若者たちの特権のような道具だったが、もはや老若男女を問わず、必須の生活用具ですらある。
生活の中で携帯と身体がなんとなく一体化してしまって、肌身離さず持っていないと家族や友人知人、仕事関係など交信がとれなくなり、不便や不安を覚える人も多いだろう。
正直なところ、筆者は電話が苦手で、携帯電話も持ち歩いてもバッグの中に仕舞い込んでいることが多く、すぐさま連絡がとれず、相手方からお叱りを受けることが多かった。
携帯電話といってもつまりは通話の形態が無線のようになって便利になっただけだろうという固定観念からなかなか抜けきれなかった。古いといえば古いのだが、ところがである。
先日、5年ほど使用していた携帯が古くなって、最新型に交換した。
いざ使ってみようと思うと、機能が増え、操作性が向上し、すっかりはまってしまった。
筆者の場合には電話というより、それ以外の機能が面白い。
スケジュール管理やiPod(アイポッド)のように音楽を聞くこと、あるいはメモ保存、待ち受け画面の切り替えなど、自分流に設定を様々に変えることができるので、使っていてとても楽しい。
わが社の社員からは「着うたをオリジナルなものにしてみたら」との提案を受け、今までは「着うたって何?」程度の知識しか無かったものが、これまた必死になって挑戦し、自分独自の着信音に変更することができた。
ファイルの変換などパソコンからの取り込みのためには多少はパソコンの知識が必要ではあるものの、携帯がここまで進化したのかと、あらためて技術革新の進歩に驚かされたのである。
この携帯、この先、どんなふうに進化していくのだろうかとにわかに興味を覚え、せっせとパソコンと携帯を接続してスケジュールを携帯側に移す日々が続いている。 (浩)