【刺 針】 2008年4月17日付
士別市内の事業所でもIT(情報技術)化が進んでおり、たとえば士別市役所では職員のスケジュールの一元管理などが進んでいる。
職員たちの会議出席や打ち合わせ、外出などの記録をパソコンのカレンダーの中の日程表に書き込めば、この記録を他の人たちも見ることができる。職員たちが今どこでどのような仕事に関わっているのか、誰もがしょう握できるというものである。
これは企業や組織内の 情報を共有するグループウェアと呼ばれるものである。
スケジュールやカレンダーの管理・共有機能、伝言メモからコュニケーション機能、やろうと思えば起案や決済までを処理することもできる。
さらに個々のメンバーを部署単位で管理することもできるため、士別市役所のような大規模な組織での運用も可能だ。
市の話によると、職員間の情報のやりとりは、今やそのほとんどはメールだそうで、ファックスで流したり、紙を配布して閲覧するといった処理も減少しているとか。多少なりとも紙の使用量は減るかもしれぬ。
極端な話、この管理が充実すれば、たとえば京都や大阪で問題になっていた職員の職場放棄の「中抜け」といった状態もなくなるかもしれない。
わが社でもこの4月から紙面製作を完全デジタル化したが、このことで昨日まで使用していた定規とカッターナイフ、専用のノリはまったく使わなくなった。段階を踏まずにいきなり作業内容の転換を迎えた。まさしく劇的な環境の変化である。
ITはまだまだ進歩していくのだろうが、この先、職場環境はどのように変わっていくのか。ついていくのも大変だが、職場環境の変化による新たなストレスも生まれており、IT化を必ずしも手放しで喜んでいいというわけでもなさそうである。 (浩)