【地元食材で「ふるさと給食」】
 2010年1月9日付

 士別市学校給食センター(神田裕教所長)は、士別産の食材を使った「ふるさと給食」を実施する。20日に第1回目を行い、その後は学期ごとに1回以上、士別産の食材を中心としたメニューをふるさと給食として実施することにしている。「子どもたちの給食に安全で安心な士別産の食材を積極的に使っていくことで、その取り組みを食育にもつなげていきたい」と学校給食センターでは話している。

 士別市学校給食センターでは、市内と和寒町の小中学校など20校に1日あたり約2300食の給食を供給している。

 給食で使用する野菜などの農畜産物はできる限り士別産を使用している。

 米については100%士別産を使用しているが、野菜については収穫時期などのかねあいから士別産の使用量は全体の約50%となっている。

 学校給食センターは、地元の安全で安心な食材をより多く使用することで地産地消を進め、子どもたちに地元農産物に対する理解を深めてもらおうと、士別産の食材を中心に使用した「ふるさと給食」の実施に向けた準備を進めてきた。

 例えば、ジャガイモについては士別市農畜産加工の協力を得て給食センター用の仕様を通年出荷をできるようにしたり、士別産のニンジンやカボチャを使ったオムレツを士別とかかわりの深い企業であるすぐる食品が供給してくれるなどの態勢を整えてきた。
 ふるさと給食については、牧野勇司市長のマニフェストにも盛り込まれている。

 学校給食センターでは20日の給食をふるさと給食の第1回目として、多寄産小麦を使用したバターパン、多寄産のタマネギと豚肉、士別産のジャガイモを使ったシチュー、川西産のジャガイモとカボチャ、北町産のニンジンを使ったオムレツなど献立を児童・生徒に提供することにしている。

 ふるさと給食については学期中に少なくとも1回、夏場から秋にかけての収穫期には複数回行い、児童・生徒たちに配る献立表にもその内容を記すなどしてPRしていく。

 「地産地消の観点からも士別産の食材を使っていくことは意義深い。農業を基幹産業とする地域だけに、ふるさと給食の実施によって食に対する安全や安心の意識づけにもつながり、食を通した教育の効果も期待できる」と学校給食センターでは話している。