【市内医療機関:ワクチン接種は12月現在で2千人】
 2010年1月15日付

 士別市保健福祉センターは、昨年12月末現在での市内医療機関における新型インフルエンザワクチンの接種状況をまとめている。それによると、接種開始から市内の医療機関でワクチンを接種したのは延べ2006人となっている。道北地方における新型インフルエンザ感染は現在のところ沈静化しているようだが、市保健福祉センターでは優先接種対象者でまだ接種していない市民については「早めに接種してもらいたい」と呼びかけている。

 士別市内で新型インフルエンザワクチンが接種できる医療機関は士別市立病院をはじめ8カ所の医療機関となっている。
 各医療機関では国が定める優先順位に沿って、ワクチンの接種を行ってきている。
 新型インフルエンザワクチンについては1歳から小学6年生に相当する年齢の子どもは2回の接種となっているが、それ以外は1回の接種回数となる。
 市内の医療機関では医療従事者の接種から始まり、現在までに基礎疾患を有する人たち、妊婦、1歳未満児の保護者等、小学生、中高生らが接種の対象となっている。
 市保健福祉センターのまとめによると、昨年12月末までに市内の医療機関で新型インフルエンザワクチンを接種したのは医療従事者が371人、基礎疾患を有する人たちが989人、妊婦が59人、小学1〜3年生が419人、1歳未満児の保護者等が56人、小学4〜6年生が42人、中学生が26人、高校生が25などとなっている。
 新型インフルエンザワクチンを接種したのは延べ2006人で、このうち2回目を接種した人は153人となっている。
 基礎疾患を有する人たちで接種が最も多いのが65歳以上の638人となっている。
 接種開始当初は市内医療機関へのワクチン供給数が限られていたが、その後は計画的に供給が行われており順調に接種が行われている。
 保健福祉センターでは「市内医療機関でワクチンの接種を受けている人たちのなかには市外の人もおり正確な市民の接種状況は把握できないが、ワクチンを接種した市民の数は全体の対象者よりも少ないよう」とみている。
 ワクチンの接種開始以前に、市内の多くの小中学生が新型インフルエンザに感染し免疫ができたことや、12月下旬ごろから道北地方での感染が沈静化し名寄保健所管内の警報が解除されたことなどが、当初の予想を下回る接種状況となっているよう。
 今後は冬休みが終わり各学校が始まると、再び新型インフルエンザの感染が広がる可能性もあり、保健福祉センターでは「対象者でワクチンを接種していない人たちは、早めに接種してもらいたい」と呼びかけている。
 新型インフルエンザワクチンは今後、19日から高齢者(65歳以上)の接種が始まり、その後は一般の健康成人(19〜64歳)の接種が開始する予定となっている。