【新規高卒の内定率:この時期、10年間で最高】
 2010年1月20日付

 士別市雇用対策協議会は、昨年12月末現在における士別地方4高校の就職状況をまとめている。それによると12月末までの内定者は48人。就職希望者に対する内定率は72・7%となり、前年同期を17ポイント以上も上回っている。この時期の内定率としては過去10年間で最高となっている。

 士別翔雲、士別東、剣淵、和寒の4高校で来年春に卒業を予定している生徒の数は114人。
 そのうち就職希望者は男子36人、女子30人の66人となっている。

 昨年12月末現在の就職状況は66人の就職希望者のうちすでに内定しているのは男子28人、女子20人の合計で48人。
 就職希望地別では、士別地方1市2町が希望者25人に対して内定者は18人、名寄管内が希望者4人に対して内定者は4にん。

 旭川市が23人の希望者に対して内定者は16人、札幌市が6人の希望者に対して5人の内定となっている。
 また公務員希望者は10人いて、そのうち7人が内定している。

 内定率は男子が77・8%、女子が66・7%で、全体の内定率は72・7%となっており、前年同期に比べると17・3ポイントと大幅に上回っている。
 内定者数についても、前年同期が46人だったのに対し、本年度は2人増えていることになる。
 この時期の内定率としては、00年からの10年間で最高となっている。

 内定率が例年よりも上回っているのは、就職を希望する生徒が少ないためと思われる。
 前年同期では83人が就職を希望していたが、本年度については66人で、前年同期より2割ほど減少。

 前年度の就職希望者は在籍者数の36%だったが、本年度については29%にまで下がっている。
 さらに昨年12月末現在の1市2町における求人状況は事業所数で21事業所、求人数は39人だった。

 本年度については求人事業所数が27事業所あり、求人数も47人となっている。
 これは前年同期に比べ事業所数で6事業所、求人数で8人増えている。

 就職希望者の約4割をが地元での就職を希望している状況のなかで、1市2町の求人数が増加傾向にあることも好調な内定率の底上げにつながっているようだ。