【市営住宅:「一カ月待ち」の解消目指す】
 2010年1月21日付

 士別市は「空き」が出た市営住宅の入居者を、月に1回行う公募による抽選で決めている。ただ、抽選で漏れた入居希望者は翌月の抽選日まで待たなければならないことから、応募のなかった市営住宅については追加募集を行い、入居希望者の早期入居を図っていくことにしている。

 市営住宅の入居者を決める公募による抽選方式は、より公正で透明性を高める方法として00年11月から実施してきている。

 抽選の方法は、申込者が65歳以上の高齢者や障がいを持った人たち、寡婦世帯等については抽選倍率を一般申込者の2倍とし、さらに1年間の市営住宅抽選で落選している申込者については、それぞれの落選回数に応じて抽選倍率の調整するなど配慮している。
 昨年度は延べで116戸の公募を行い、それに212人が応募している。

 本年度については、12月末までに118戸を公募し、それに対して205人が応募し抽選を行っている。
 抽選方式は市営住宅に空きが出ると、毎月の上旬から中旬にかけて1週間の募集期間を設け、受付期間の最終日から2日後に抽選を行っている。
 ところが、抽選で漏れた希望者は翌月に行う抽選会まで待たなければならない。
 公営住宅の本来の目的は住宅困窮者への住居を提供していくということ。

 市営住宅への入居希望者にとっては一日も早い入居を望んでおり、抽選に漏れてしまった場合は1カ月間も待つことになる。

 そこで市建設水道部では公募時に申し込みがなかった住宅については、抽選終了後すみやかに追加募集を行い、翌月の抽選まで待つことなく入居できる対応を行うことになった。
 追加募集も一定の募集期間を設け、一つの住宅に複数の応募があった場合は抽選によって入居者を決めることになっている。

 市建設水道部建築課では「この方法によって、市営住宅に入居を希望している市民の方々が抽選に漏れたとしても、応募のなかった住宅を紹介していくことで1カ月も待つことなく入居できるケースもでてくる」としている。

 この追加募集に関しては市のホームページでその内容を周知していくほか、市建設水道部建築課(23−3121)でも問い合わせを受け付けていくことになっている。