【東山浄水場:改修工事、順調に進む】
 2010年1月28日付

 士別市は老朽化が著しい東山浄水場の改修工事に取り組んでいる。昨年度から本年度までの2カ年で、約4億8千万円をかけて配水池の増設や管理棟の改修を行ってきた。今後も計画的に改修工事を進めていくことにしており、来年度については沈殿池の機械設備改修などを行う予定となっている。

 市民に水道水を供給している東山浄水場は1953年に建設され、給水区域の拡張に伴い71年に増築を行い現在の施設となっている。

 施設整備からすでに50年以上が経過し施設の老朽化はもとより、多くの機械設備が耐用年数を過ぎてしまっている。

 05年度から07年度にかけては、緊急を要する非常用発電機の更新やアンモニア測定器の導入など、約1億円をかけて機械設備の整備を実施した。

 その後市は、東山浄水場の改修計画を策定し08年度から年次計画的に本格的な改修に取り組んでいる。

 浄水場の改修計画では、2014年度までの7カ年で約22億円をかけて施設の改修や機械等の整備を進めていくことにしている。
 08年度については、1日最大給水量の約12時間分を確保するための配水池などを増設。
 2520立方メートルの配水池を設け、全体の容量を5千立方メートルほどにしている。
 08年度での事業費は約3億4千万円となっている。

 本年度については管理棟やろ過池の改修など、建築物を中心に約1億4千万円をかけて整備を行ってきた。

 2010年度は沈砂池や導水ポンプ場の改修のほか、沈殿池の機械設備などの整備を行う予定で、事業費は1億2千万円ほどを見込んでいる。
 浄水場改修計画に伴う整備事業は、本年度までに4億8千万円を投じてきている。

 東山浄水場は市内市街地区を中心に約7600戸、1万7千人ほどにライフラインである水道水を供給してきている。
 その核となる浄水場整備は市民生活にとって必要不可欠なもの。

 市建設水道部上下水道課によると、改修事業はほぼ計画通りに進んできており、来年度以降についても順次整備を進め2014年度までには上位水上全体の改修事業を終えたいとしている。