【剣淵高校:出願者数、定員を上回る】
 2010年1月31日付

 道内の公立高校の入学者出願状況が27日に発表され、剣淵高校は定員40人より3人多い43人、倍率は0・3ポイント増の1・1倍となった。同校では09年度から総合学科に学科転換し、来年度からは農業部門の学習内容の再編を行い、地域に根ざした特色ある学校づくりを行っていきたいとしている。

 剣淵高校の出願者数は05年に26人と減少したものの、その後は一定の生徒数を確保している。

 10年度の出願状況では昨年度の31人から12人増の43人となり、倍率も1・1倍となった。

 剣淵高校は長期の農業実習や介護福祉士の受験など、農業と福祉の学校として

 介護福祉法の改正により、それまでの授業数では国家資格受験が困難になることから、09年度から総合学科に学科転換し、それまで2年からだった専門授業を1年後期から選択できるようにした。

 また10年度からはこれまで花の生産に力を入れていた農業部門について、地域農業の実態にあった耕作部門の拡充などの農場再編を行うこととしており、後継者・担い手育成の学習にも力を入れていくこととしている。

 剣淵高校では拓殖短期大学との高大連携や、地元農家との連携も密にし、充実した農業学習ができる学校づくりを推進していきたいとしている。

 剣淵高校の廣瀬校長は「高校時からの資格取得や産業教育への関心が高まってきていると思う。基礎教育と特色ある教育を身につけられる学校としてこれからも努力していきたい」と話している。

 また今年度の3年生の進路についても28人中27人までが、農業や福祉などの分野への進学や就職などが決まっており、こうした実績も中学校や保護者にアピールしていきたいとしている。