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【新築に100万円助成】

 2010年2月27日付



 士別市は、市内経済対策の一環として4月から住宅新築促進助成事業を実施する。この事業では市民が地元建設業者に新築を発注した場合、100万円を限度に助成しようとするもの。すそ野の広い建設業の活気を促すことで、市経済の活性化につなげていこうとしている。この事業は2014年3月末までの期間となっている。すでに実施している住宅改修促進事業についても、14年3月末まで実施期間を延長する。



 士別市は本年度から市民が住宅改修を行うとき地元建設業者に発注した場合に限り、100万円以上の工事に対して20万円を助成する住宅改修促進事業を実施している。

 この事業での助成件数は150件で、総額3千万円の助成を行ってきた。



 改修事業における総事業費は3億4500万円以上にもなっており、市では「地元経済にとって大きな効果をうみだし、経済活性化に結びついている」としている。



 この事業は住宅改修に対する助成であることから、市では新年度から新築住宅に対しても助成を行う住宅新築促進助成事業を実施することにし、その事業費を2010年度予算案に盛り込んだ。

 この事業は牧野勇司市長のマニフェスト事業でもある。



 住宅新築促進助成事業は市民が住宅を新築する場合、市内の下請けを含めて建設業者に施行を依頼したときに居住部分の床面積1平方bあたり1万円、最高で100万円を助成するもの。

 10年度予算案では15件分で1500万円の事業費を計上している。

 士別市内における本年度の一般住宅建築の確認申請は1月末現在で22件。市内での住宅新築は減少の傾向にある。



 加えて大手ハウスメーカーや市外業者の進出によって、地元建設業者の受注割合も下がってきており、本年度だけでも59%となっている。



 市では住宅新築促進助成事業を実施することで個人住宅の新築を促し、さらに地元建設業の受注機会を増やして市内経済の活性化を図っていくことをねらっている。

 「個人住宅の改修では一定の成果があった。新築に対する助成も行うことで、さらなる効果を期待していきたい」と市経済部商工労働課では話している。

 住宅新築に対する助成事業は13年度末まで実施。



 また当初は3年間だった住宅改修促進事業についても、13年度末まで期間を延長することにしている。