【朝日公民館図書室:市立図書館の分館に】
 2010年2月28日付

 市立士別図書館と朝日公民館図書室は、データの一元管理を行うためシステムの統合を進めてきた。それに伴って4月からは、朝日公民館図書室を市立図書館の「分館」とする。システムの統合によって図書の移動が多くなることが考えられ、この機会に連携の強化を図っていくもの。さらに市立図書館での貸出冊数の制限をこれまでの10冊から30冊に引き上げるなど、「利用者の利便性」に配慮した取り組みを行っていくことにしている。

 市立士別図書館の蔵書数は現在12万8千冊。
 あさひサンライズホール内にある朝日公民館図書室の蔵書は6万3千冊となっている。

 これら蔵書管理や利用者データについては、それぞれ異なったシステムによって管理されていた。
 そこで市では本年度、蔵書や利用者のデータを一元管理するために両施設のシステム統合化に取り組んでいる。
 新たなシステムを導入することで、両施設のすべての蔵書と利用者のデータを共有。スピーディーな蔵書の検索が行えるようになり、貸出や返却の手続きもスムーズになる。

 また貸出冊数や人気の図書の傾向などの統計も両施設で把握できるようになることから、図書の配置や購入の検討に役立てることができるという。
 システムの統合によって市立図書館と朝日公民館図書室の図書の移動が多くなることなどが考えられ、これまで以上に両施設の連携を深める必要ができていた。
 そこで両施設の連携強化の一環として、統合システムが稼働する4月1日から朝日公民館図書室を市立図書館の分館にすることとした。

 朝日公民館図書室と分館とすることで、これまで市立図書館で実施していた読み聞かせや各種事業についても分館で実施するなど、事業の一体化も図っていく考え。

 また市立図書館では貸出冊数を1人10冊までと定めているのに対して、朝日公民館図書室では貸出冊数の制限を設けていない。

 両施設を利用している市民の数多いことから、今回の朝日公民館図書室を分館とすることにあわせて4月からは市立図書館、分館とも貸出冊数の制限をを30冊までとすることにしている。

 「これまでも10冊以上借りたいとの利用者の声があった。朝日公民館図書室とも協議してきた。利用者の利便性を考慮し30冊であれば、十分に両施設で対応できるはず」と市立図書館では話している。

 高岩淑通市立図書館長は「市立図書館と朝日公民館図書室の図書の連携教を図ることで、利用者により高いレベルの希望に添った図書の提供を行っていきたい」としている。