【市議選:新人の動向いまだ低調】
 2010年3月日付

 任期満了に伴う市議会議員選挙は4月4日に告示を迎える。すでに告示まで1カ月に迫り、現職の動きがかなり活発になってきている。その一方で新人の動きは水面下の域をまだ脱せず、低調な雰囲気を漂わせている。現職では2人前後が勇退すると思われるが、新人の出馬が表だってこないために定員(20人)を上回るのかは、いまの段階では微妙な状況となっており、なおも流動的な情勢が続いている。

 新市となって2回目となる市議会議員選挙は4月4日告示、11日投票の日程となっている。
 前回の市議選は旧士別市地区を第1選挙区(定員18人)、旧朝日町地区を第2選挙区(定員4人)として実施。

 今回から全市を一つの選挙区として行うことになっている。
 さらに、市議会議員の定数をこれまでの22人から2人削減し、20人として行う最初の選挙となる。
 現職20人のうち、2人前後が勇退すると思われ、どれだけの新人が出馬するかが今回の選挙戦の大きな焦点。
 ところが、告示まで1カ月に迫った今の段階となっても、新人の出馬に向けた動きが低調で具体的な立候補予定者が出てきていない状態が続いている。

 新人では佐々木隆博農林水産大臣政務官の秘書である松ヶ平哲幸氏(49)の出馬が濃厚で、さらに02年11月の旧士別市議会議員選挙に立候補した佐々木照雄氏(57)が出馬に意欲をみせている。

 仮に現職2人が勇退し、新人2人が出馬したとしても定員内の数で、無風となる可能性もあるのが現状。
 市街地区で新人擁立に向けた動きはあるが、いまのところは水面下での動きにとどまっている。

 2日現在での選挙人名簿登録者数は男性8778人、女性1万0159人、合計で1万8938人。
 選挙戦となれば、500票前後が当落のラインになることが予想される。

 出馬を決めている現職についてはすでに選挙戦をにらみ精力的な動きが出てきている。
 特に朝日地区の現職4人については、士別地区を加えた初めての選挙となることもあって、士別地区への食い込みを図るのに必死の様子。
 取り崩しを阻止しようとする旧士別市地区の現職との攻防が徐々に熱を帯びてきている。

 現職が危機感を持って支持固めに動いている状況のなかで、新人にとって出馬表明が遅れることは態勢づくりの時間がしだいに削られていくことにもなりかねない。

 選挙戦に入るか否かについていまのところ流動的だが、今後1〜2週間がヤマ場となっていきそうだ。