【環境保全対策で08年度から全町規模に】
 2008年3月9日付

 剣淵町は07年度、元町資源保全組合(下田秀樹代表)が農地・水・環境保全向上対策のモデル地区として活動を始めた。08年度からは全町に拡大し、町内8地区約4300fで実施することとなる。また7日には相互連携を向上させるため、剣淵町「とんぼの未来・北の里づくり」連絡会が発足。事務事業の一元化や情報交換などを行っていく。

  農地・水・環境保全向上対策は農地・農業用水などの資源の適切な保全管理が、地域の高齢化などにより困難になってきているため、環境保全を重視した地域ぐるみでの共同活動と、農業者らの先進的な営農活動を支援するもので、07年度から始まったもの。

 剣淵町は07年度に元町地区をモデル地区として、元町資源保全組合(下田秀樹代表)を実行組織として立ち上げた。

 環境保全対策は、おもに農業者らが関わる農地・水向上活動と、農業者をふくむ地域全体で関わる農村環境向上活動とがあり、元町地区では農用地、開水路、パイプライン、農道の4つについて、草刈りや保全管理などの向上活動を実施。

 また景観形成・生活環境保全のための農村環境向上活動では、地域の子ども会や自治会などの地域住民が連携し、ごみ拾いなどの清掃活動などを行い、住民の環境に対する関心も高まっている。
 剣淵町は08年度から全町的に実行区域を拡大、元町地区をモデルに、制度への理解を深めるための説明会などを行い、活動組織立ち上げの準備を進めてきた。

 これにより08年度は新たに7地区で活動組織を立ち上げ、町内の協定面積は約4300ヘクタール、事業費は約6500万円ほどを計画している。
 また7日には各組織の代表者を集めた組織である、剣淵町「とんぼの未来・北の里づくり」連絡会を立ち上げた。
 「とんぼの未来・北の里づくり」は北海道の活動組織の愛称。

 会長にはモデル地区となった元町資源保全組合の下田秀樹さんが就任した。
 連絡会は活動組織相互の連携を深め、事務作業などの一元化を行うもので、円滑な事業推進のために2人ほどの職員を雇いたいとしている。

 今後は連絡会を通じて情報交換や事業協力を行っていきたいとしており、緑肥植物であるヒマワリを全町的に植えるなどの取り組みも検討している。