【小学生以下の医療費を無料化】
 2010年3月10日付

 士別市は2010年度一般会計予算案に、小学生以下の医療費無料化などを盛り込んでいる。この事業はこれまで実施してきている乳幼児等医療費給付事業を拡大し、小学生以下の医療費を無料化することに加え、中学生の入院についても無料とするもの。現在開会中の市議会定例会で新年度予算案と関係条例の改正案が可決すれば、今年8月から実施することになる。

 現行の乳幼児等医療費給付事業では、医科・歯科とも3歳未満児の医療費は初診料(医科で580円、歯科が510円)のみの自己負担となっている。

 また3歳以上から就学前までの児童は課税世帯が医療費の1割負担で、入院した場合の上限が4万4400円、外来の上限が1万2千円となっている。非課税世帯については3歳未満児と同じ扱いとなっている。
 さらに小学生が入院した場合については、月額の上限が4万4400円となっている。
 この事業の要する費用については、道と市で2分の1ずつを負担している。

 牧野勇司市長はマニフェストのなかで「子育て日本一」のまちにするための環境整備として、小学生以下の医療費無料化などを掲げていた。

 庁内プロジェクトでこのマニフェストについて検討を重ね、乳幼児等医療費給付事業の拡大について新年度予算案に盛り込んだもの。
乳幼児等医療費給付事業の拡大では小学生以下の医療費を無料化し、中学生については入院について無料化とすることにしている。

 システムの改修などの準備期間を要するため、実施については8月からとなっている。
 新年度の一般会計予算案では乳幼児等医療費給付事業として3879万9千円の事業費を計上している。

 このうち今回の拡大分については乳幼児で536万8千円、小学生で6919万円、中学生で58万3千円、さらに事務費で210万2千円の総額1497万2千円となっている。

 市では現在開かれている市議会定例会で、新年度予算案と関係する条例改正案が可決すれば、ただちにシステムの回収や対象者への周知を図るなど、8月の実施に向けた準備を進めていくことにしている。