【士別高校:同窓生等集い閉校記念式 】
2008年3月11日付
士別高等学校(相内泰三校長)の閉校記念式典が8日、同校体育館で行われた。式典には在校生をはじめ多数の同校生らが出席。式典の最後には全員で校歌を歌いながら、67年の歴史に幕を閉じる母校への別れを惜しんでいた。4月から3年生となる在校生は、新設となった士別翔雲高校に編入することになっている。
生徒数の減少により、市内高等学校は再編統合を余儀なくされ、昨年4月には新設校として士別翔雲高校が開校した。
それに伴い、士別商業高校は昨年3月で閉校し、士別高校も本年度限りで閉校することになっていた。
8日に行われた閉校記念式典には、在校生をはじめ同窓生、旧職員らが参加。
士別高校と士別翔雲高校の吹奏楽による演奏に引き続き記念式典が行われ、相内校長が「67年の歴史に幕を閉じることになる。道北の名門校として名声を博してきた本校が閉校するのは、さみしい限り。士別高校の伝統と魂は、母校がなくなろうとも同窓生の心に生きていく」と式辞を述べていた。
来賓のあいさつに引き続き、歴代の校長やPTA会長らに感謝状が贈られた。
在校生を代表して2年生の加藤諒君が「士別高校がなければ味わえないたくさんの思い出を、この校舎が与えてくれた。多くの先輩たちの積み重ねが、わたしたちの充実した高校生活の基盤となった。最後の生徒として、この校舎を見届けることを誇りに思います」と惜別のことばを述べていた。
最後には出席者全員で校歌を斉唱し、閉校となる母校への別れを惜しんでいた。
式典が行われた校舎内には「メモリアルコーナー」が設けられ、写真や文集、部活動の記念品などを展示。同窓生らが懐かしそうに、思い出の数々に目を通す姿が目立っていた。
式典のあと、会場を士別グランドホテルに移し、閉校記念事業協賛会(富長俊麿会長)主催の惜別の会が行われた。
惜別の会では富長会長が「在校生が士別翔雲高校の最上級生として、士別高校の魂を受け継いでくれる」とあいさつしていた。
士別高校は1941年に、北海道士別実科高等女学校として開校。48年には北海道立士別高等学校と改称し、男女共学となった。
かつては定時制農業科や機械科、家政科などもあり、76年には現在の校舎が落成。これまでに1万5357人の卒業生を、社会に送り出している。
在校生は4月から、士別翔雲高校に編入することになっている。