【食材の高騰などで給食費引き上げ】
 2008年3月15日付

 士別市学校給食会(高橋稔会長)の臨時総会が13日市民文化センターで開かれ、4月からの給食費引き上げを決めた。今回の引き上げは食材等の高騰によるもので、小学生は7・8%、中学生が8・3%、高校生が5%それぞれ引き上げることになる。給食費の引き上げは97年度以来、11年ぶりとなる。

 士別市学校給食センターでは、士別市内をはじめ和寒町の各小・中学校と高校に給食を提供している。
 現在の給食費は97年度に改定したもので、1食あたりの単価は小学生で205円、中学生が240円、そして高校生が280円として、学校給食会が運営してきている。

 これまでも原材料費の引き上げなどがあったが、献立を工夫するなどして対応し、給食費の維持を図ってきていた。

 07年度からは北海道学校給食会が給食用パンに使う小麦を、道産小麦100%にすることとし、その小麦の価格差や加工賃の差額については、北海道給食会で負担してきた。
 ところが08年度からは、給食用パンの小麦価格差や加工賃を、各市町村の学校給食会が負担することになった。
 さらに、主食となるコメの精米や加工賃の上昇、原油価格の高騰、燃料用穀物等への利用増加による食材価格の引き上げ、牛乳では穀物価格上昇による生産原価の増加などにより、現在の給食内容を維持するためには給食費の引き上げを行わざるを得なくなった。

 臨時総会で高橋会長は「最近は食の安全性も指摘されているが、それ以前に燃料費の高騰や食材費の引き上げなどで、学校給食を運営していくには厳しい状況が続いている」と、あいさつのなかで給食費の引き上げに至る経過を説明。総会でも4月からの給食費引き上げを決めた。

 学校給食会で給食費の引き上げを決めたことにより、4月からは1食あたりの単価は小学生で221円、中学生で260円、高校生で294円となる。
 引き上げ率は小学生で7・8%、中学生で8・3%、高校生で5%となる。
 年間194回の給食を行うとすれば、給食費の年額は小学生で4万2874円、中学生が5万0440円、高校生が5万7036円となる。

 また、給食に使用する食材は必要に応じて中国産を含む外国食材を使用することで算定しているが、中国産食材については安全が確認されるまで、当分のあいだ使用を見合わせることにしている。
今回の給食費の引き上げについては、保護者に文書を配布し周知することにしている。