【東山墓地移転:5年間で完了の考え】
 2008年3月19付

 士別市議会の予算審査特別委員会(柿崎由美子委員長)が17日に開かれた。東山墓地の移転計画について市は、現在190人ほどの使用者がいるとし、これらについては総合計画の前期となる5年以内に、移転を完了させたいとの考えを示した。池田亨氏(市民クラブ)の質問に答えた。

 この日は小池浩美氏(日本共産党)、谷口隆徳氏(新風会)、田宮正秋氏(新生クラブ)、池田氏の4氏が総括質問を行った。
 池田氏は東山墓地移転事業で、移転完了時期の見通しについて質問した。

 東山墓地の移転作業は、しべつ霊園の設置後に移転計画を策定し現在も、移転作業を進めてきている。
 東山墓地は1917年(大正6年)に設置され、当時は1274区画があった。
 しべつ霊園設置後は、東山墓地の使用者に対してしべつ霊園への移転、もしくは区画の返還を進めてきている。
 移転事業について大崎良夫環境生活課主幹は、現在の使用者は191人で、墓石などの移転について周知を図り協力を求めてきているとした。
 ただ、多くの使用者が市内に居住していないことなどから、移転完了までにはある程度の時間がかかるとした。
 そのうえで、総合計画の前期5年で完了を終えたいとの考えを示していた。

 小池氏は、4月からスタートする後期高齢者医療制度が抱える問題点などについて指摘。さらに、道営住宅の駐車場使用料引き上げについてただした。
 道営住宅の駐車場使用料引き上げについては森哲雄建築課主幹が、6月から道が引き上げを実施するようだが、市に対してはまだ正式な文書は届いていないとした。小池氏は入居者への周知徹底を求めていた。

 谷口氏は、広域観光について稚内市との連携や今後の広域観光の取り組みなどについてただした。
 稚内市の観光連携について織田勝商工労働観光課長は、稚内観光や利尻・礼文観光のツアーのなかで、士別の羊と雲の丘に立ち寄るケースが多いことから、両市で連携を図り今後の観光のあり方について研究することになったとした。

 今後は観光協会を中心交流し、意見交換を深めていきたいとした。

 田宮氏は、市職員の住宅手当や通勤手当が、国の支給基準よりも高いのではないかと質問。

 吉田博行総務部長は、住宅手当については公宅が整備されている国とは違い、市町村は公宅整備が十分でないことなどから国よりも高くなっている現状を説明し、通勤手当も含め現段階では見直しは考えていないとした。