【サフォーク:増頭計画、順調に進む】
 2008年3月23日付

 サフォーク振興の核となっているサフォークランド士別プロジェクトは08年度、羊肉品質向上対策などの各種事業を展開することになっている。その関連事業費は前年度より200万円ほど多い1523万円の予算を組んでいる。特に昨年実施した人工授精による季節外繁殖は、サフォークの増頭で大きな効果を上げており、当初2014年度に1千頭としていた増頭計画は、1年ほど早まる見通しとなっている。

 士別市はサフォークをシンボルとしたまちづくりを進めてきている。

 その運動の核となっているが、サフォークランド士別プロジェクト。
 プロジェクトで08年度に計画している事業は、サフォーク特産品振興事業として、すでに商品化となっているレトルトスープカレーなど加工品の推進をはじめ、サフォーク研究会が実施する全国ニット大賞、フォトコンテストなどを計画している。

 また、通年出荷を目指す体制作りのために実施してきている、急速冷凍の士別産羊肉通年出荷体制確立事業も引き続き実施していくことになっている。

 このほかにも、販路拡大を図るためのサフォークランド士別戦略推進事業、ラム肉出荷に対する補助などのめん羊振興なども実施していく。
 サフォークランド士別プロジェクト関連の事業費は、総額で1523万3千円となっており、07年度に比べると200万円ほど増額となった。

 08年度の新たな事業としては、羊肉品質向上対策として、肉質が良質とされるサウスダウン種とサフォークを交配した、肉質の試験を実施する。
 また、サフォークカレー用に8種類のスパイスを試験栽培し、オリジナル料理用としての可能性を探っていくことにしている。

 昨年実施した人工授精による季節外繁殖については、高い出産率となるなど好成績を残したことから、本年度も引き続き実施する。
 サフォークランド士別プロジェクトが発足する以前の05年度における市内のサフォーク飼養頭数は200頭ほどだった。
 それが08年度内にはその2倍の400頭ほどになる見込み。

 サフォークランド士別プロジェクトでは、サフォークの増頭についても取り組みの大きな柱としており、「増頭計画は着実に進んできている。人工授精による季節外繁殖が増頭計画で大きな効果を上げている」と、輸入に頼らない地元繁殖の成果が表れてきていることに気をよくしている。

 増頭計画が着実に進んできていることから、サフォークランド士別プロジェクトでは当初、2014年に1千頭まで飼養頭数を増やす計画だったが、現段階ではその目標も1年ほど早まる見通しとなっている。