【豆腐で15%、「価格上昇」家計にもじわり】
2008年3月28日付
原油価格の高騰に加え、穀物価格の上昇などにより、加工食品や日用品の値上がりが士別市内でも目立ってきている。市が実施している小売物価調査によると、55の調査品目のうち、本年度の平均価格が前年度を上回ったのは36品目と、全体の6割以上が値を上げている。特に加工食品や日用品での値上がりが目立っており、品目によって上昇幅は異なるものの豆腐やソーセージなどは1割以上も上昇している。
小売物価調査は、市が士別消費者協会に委託し、毎月10日現在で実施している。
調査は、市民の日常生活に関わりの深い野菜や肉類、加工品などをはじめとした食料品、さらにはトイレットペーパーなどの日用品、燃料類など55品目。
各品目の最高・最低価格と平均価格を出し、調査結果については、品目ごと、月ごと、さらには年平均の価格をまとめている。
3月10日での調査によると、55品目の中で前年より価格が上昇した品目は30品目。全体の54%を占めている。
特に野菜や鮮魚などの生鮮食料品を除いた加工食品、日用品については36品目中19品目が前年同期の価格を上回っている。
昨年4月から今年3月までの平均価格で、前年度の平均価格を上回ったのは36品目あり、調査品目全体の65%が値上がりしていることになる。
その中でも加工食品、日用品などは全体の7割にあたる25品目で価格が上昇している。
上昇率が目立つ品目は、豆腐の15・6%、ソーセージの13・6%、ティッシュペーパーの11・5%など。
価格上昇は、昨年秋ごろから動き始め、11月から12月にかけて上昇傾向が特に目立ってきた。
市環境生活課では「日用品等の価格は昨年暮れから現在まで、上昇傾向にある。まだ上げ止まりとは考えづらく、もうしばらくはこうした傾向が続くでのでは」とみている。
加工食品や日用品の価格上昇は、原油価格の高騰に加え、世界的な込む日の不作や、バイオ燃料増産による穀物価格の上昇などによって製造経費、輸送コストに影響をおよぼしていることが要因となっている。
加工食品や日用品などの価格上昇は、一般市民の生活にもじわりと負担となっていきそうだ。