【20人の当選決まる。新人2氏が強さを発揮】
 2010年4月13日付

 任期満了に伴う士別市議会議員選挙が11日に投開票となり、20人の当選者が決まった。トップ当選したのは新人の渡辺英次氏(37)=無所属=で、幅広い支持を集め1351票を獲得した。次点は佐々木昭雄氏(57)で、02年に立候補した前々回市議選での得票を大きく上回る355票を得て健闘したものの、最下位当選者に71票およばなかった。投票率は76・56%で、前回市議を4・22ポイント下回った。

 定数20に対して現職17人、新人4人の21人が立候補し1人オーバーの少数激戦を繰り広げた市議選は11日に投票が行われた。
 開票作業は午後9時15分から士別市総合体育館で行われた。

 開票の結果、新人の渡辺氏が1351票の得票でトップ当選を果たし、松ヶ平哲幸氏(49)=民主=が1128票で2位当選となり、新人2人が上位につけた。

 現職では田宮正秋氏(62)=公明=が1073票で3位当選した。
 次点の佐々木氏は、市議選に初めて立候補した前々回選挙(02年)の得票を大幅に伸ばす355票を獲得したが、結局は出遅れが響き71票およばず、当選ラインを超えることができなかった。

 新市となって初めての市議選だった前回(06年)は、旧士別市地区を第1選挙区、旧朝日地区を第2選挙区に分けて行ったが、今回はその選挙区を廃止し全市で1選挙区として行った最初の選挙。
 特に朝日地区から立候補した現職4人が当選するには、前回の得票に相当数の上積みが必要だった。
 そうした危機感もあって、早い時期から士別市街地区で精力的に支持の拡大を図ってきていた。

 その結果、谷口隆徳氏(60)=無所属=は前回得票より247票伸ばしたのをはじめ、粥川章氏(59)=無所属=が314票、伊藤隆雄氏(69)=無所属=で307票、菅原清一郎氏(59)=無所属=が245票を上積みするなど朝日地区4人の善戦が目立っていた。

 トップ当選した渡辺氏は37歳という若さと、有権者数が多い観月地区から唯一の立候補ということで、幅広い支持を集めたことが1300票を超す得票につながった。

 松ヶ平氏は、佐々木隆博農林水産大臣政務官秘書という知名度と、市職労などの組合票を固めて強さを発揮。

 田宮氏は公明票と地域の支持を固め、手堅い票を得ている。

 昨年9月の市議補選で無投票当選した出合孝司氏(55)=民主=は事実上今回が初めての選挙戦となったが、600票を上回る得票だった。

 また国忠崇史(44)=無所属=も前回の市議選より25票伸ばす得票で当選した。
 今回の市議選で当選した20人の任期は、5月1日から4年間となる。