【農畜産物加工体験交流工房:12月に完成予定】
2008年4月24日付
士別市は本年度、市民が農畜産物の加工を気軽に体験できる「農畜産物加工体験交流工房」を建設する。すでに宝くじ助成も決定しており、8月ごろに発注し12月の完成を目指すことになっている。計画では肉製品や乳製品の加工を中心に、みそなども加工できる設備が整えられることになっている。
士別市の基幹産業は農業。市内ではたくさんの野菜が生産されている。
こうした地元でとれる農畜産物を活用し、市民が気軽に農畜産物の加工を体験できる施設ができないかと、体験交流工房運営協議会が長年にわたり、体験交流工房の建設を市に対して求めてきていた。
食への安全・安心、さらには地産地消の意識が高まってきたこともあり、市では農畜産物加工体験交流工房の建設に向けて検討を重ね、これまでに既存施設を利活用しながら工房を設けることができなかを研究してきた。
最終的には公設市場北側の市有地に建設することになり、現在その準備を進めている。
新たに建設する農畜産物加工体験交流工房は、木造平屋建てで面積は189.54平方メートル。
内部は乳製品加工室、肉製品加工室、共用加工室、事務室、研修室などが備わっている。
乳製品加工室では、アイスクリームやヨーグルト、チーズなどの加工ができ、アイスクリームフリーザーやチーズバットなどの機械を備える。
肉製品加工室では、ソーセージやハム、ハンバーグ、くん製などの加工ができるよう、スモークハウス、ボイル槽、ハンドスタッファーなどの機械を導入する。
体験交流工房は乳製品と肉製品の加工が中心となるが、共用加工室には回転式蒸気釜や真空包装機などを備え、みそやジュース類の加工もできるようになる。
体験交流工房建設のための総事業費は約7500万円。そのうち、各種加工機械にかかる備品費は2300万円ほどを見込んでいる。
事業費のうちの7100万円(消費税抜き)について、宝くじ助成をあてることにしており、すでにその助成が決定している。
8月ごろに発注し、12月ごろには施設が完成する予定。完成後は、3月ごろまで機械の技術講習や一般市民を対象にした見学会、体験会などを行う準備期間とし、4月に正式オープンする予定となっている。
施設の管理運営に関しては、体験交流工房運営協議会を指定管理者とすることで検討している。
さらに施設の愛称についても公募し、オープン後については市民向けの講習会や体験メニューなども用意して、多くの市民が気軽に農畜産物の加工を体験できる機会も運営協議会で検討している。