【基盤整備事業:事業費減で完了時期のメド立たず】
 2010年4月25日付

 剣淵町の農業基盤整備事業は06年から4地区で暗きょや区画整理、用水路改修工事などが行われている。10年度は129・7ヘクタールを整備し、総事業費は約3億5千万円となっている。国や道の予算削減の影響で予算要望額から約2億円減少しており、今年度で終了する南剣淵地区以外は終了年度の見通しが立っていない。道のパワーアップ事業も今年度までの時限事業であるため、期成会などでは事業終了までの継続を道に要請している。

 剣淵町の土地基盤整備は06年度から、南剣淵地区の水田を対象とした地域水田農業支援緊急整備事業(78戸・260ヘクタール)を実施、07年度からは北剣淵地区の畑・水田を対象とした道営経営体育成基盤整備事業(71戸・308ヘクタール)を実施している。

 また南剣淵地域の畑地を対象とした剣淵地区道営畑地帯総合整備事業(36戸・139ヘクタール)と用排水施設設備を改修する桜岡幹線地区事業を08年度から実施しており、4事業の総事業費は約22億6000万円で、剣淵町内の広い範囲で事業を行っている。

 事業は国と道が80%を負担、道の持続的農業・農村づくり促進特別対策事業(パワーアップ事業)や町の補助もあり、受益者負担20%のうち農家負担は7・5%となっている。

 南剣淵地区事業については10年度で終了することとなっているが、北剣淵地区事業(進捗率72・5%)は11年度、剣淵地区事業(進捗率65・7%)は12年度までを事業期間としているが、国の予算削減により、10年度予算は要望額よりも約2億円削減されたため、事業終了年度の見通しが立っていない。

 また道のパワーアップ事業は今年度までの時限事業で、各期成会ではパワーアップ事業が終了し負担率が上がった場合、事業受益者全体で負担することを規則に盛り込んでいる。

 事業の遅れは生産物の収量や収入にも影響を与え、受益農家内での公平さに問題が出てくるため、早い事業終了を求めて、期成会などでは事業終了までの継続を道に要請している。