【羊と雲の丘:市民参加で牧柵整備】
 2010年4月27日付

 市民が協力して観光客を迎えようと、士別市の未来にまちをウルゾー会が25日、羊と雲の丘で市民参加による牧柵整備などを行った。この日は肌寒い天候となったが260人の市民が参加。羊と雲の丘に張りめぐらされた牧柵の横板取り付けやペンキ塗りを行って整備したほか、ふれあいの森のせん定作業なども行っていた。

 士別市内の羊と雲の丘は春から秋までのシーズン、多数の観光客が訪れる士別最大の観光スポットとなっている。
 羊と雲の丘に張りめぐらされた白い牧柵は、牧歌的な雰囲気を演出するのにひと役かっている。

 この牧柵は95年に市民が参加して約1千bを整備し、その後にも整備が行われ現在の牧柵の総延長は1450メートルにもおよんでいる。
 冬期間は、牧柵が雪の下に埋もれてしまうと損傷してしまうため、横板をはずしている。

 春からの観光シーズンに向けては毎年、未来にまちをウルゾー会が市民に協力を呼びかけて牧柵整備を実施している。
 今回も「みんなでつくろう!ようこそ士別」と題して市民が参加しての牧柵整備を行った。
 この日はあいにくの肌寒い曇り空となったが、トヨタ自動車士別試験場の職員とその家族や士別地方技能士会などの団体などを含め約260人が参加した。

 開会式では牧野勇司市長が「悪天候のなか、多くの市民の方々に集まっていただきありがとうございます。この観光スポットを市民の手で整備して、これからたくさんの観光客を迎えていきたい」とあいさつした。
 このあと参加した市民は各班に分かれて牧柵の横板張りとペンキ塗り、そしてたくさんの果樹が植えられている「ふれあいの森」の枝切り作業を行った。

 ドライバーを使い横板を取り付けたり、ブラシで白いペンキを塗るなどして2時間ほどかけて整備に汗を流していた。

 羊と雲の丘にはまだたくさんの雪が残っており、観光客に人気のサフォークの放牧については例年よりも遅れる見込みとなっている。