【奨学金:申請が予算下回り追加募集】
 2008年5月9日付

 士別市教育委員会は現在、08年度奨学生の募集を行っている。本年度は880万円ほどの予算を組んでいるが、これまでに貸し付けが決まったのは約500万円分。当初予算を大幅に下回ったいることから、追加募集を行っている。

 士別市の奨学金制度は基金を活用しながら大学生、短大生、高校生、専修学校生を対象に貸し付けを行っている。
 貸し付ける奨学金の額は、大学生、短大生、専修学校生(専門課程)が月額1万8千円。返済は卒業後1年据え置き、7年以内で返済することになっている。

 また、高校生と専修学校生(高等課程)については月額1万円で、返済は卒業後1年据え置き、5年以内で返済することになっている。
 いずれも無利息での貸し付けとなっている。
 士別市教育委員会は、すでに本年度の奨学生を受け付けている。

 本年度については高校生などで14人、大学生などで27人、専修学校生(専門課程)で6人の定員を設け奨学生の募集を受け付けてきた。
 奨学金の当初予算は本年度、880万8千円を組んでいる。

 ところが現在まで貸し付けが決定したのは高校生で13件、大学生で11件、専修学校生で6件となっており、貸し付け額の総額にすると501万6千円。当初予算の6割程度にとどまっている。

 そのため、市教委では今月末までを願書の受付期間として、奨学生の追加募集を行っているもの。
 05年度からの奨学金貸付状況では、05年度が748万8千円の予算に対して、貸し付け額は650万4千円、06年度が859万2千円の予算額に対して、貸し付け額は633万6千円と、いずれも予算額を下回っている。
 昨年度については859万2千円の予算額に対して856万8千円と、ほぼ当初予算と同額となった。
 ただここ数年は、追加募集を行っているのが現状となっている。

 市教委では「厳しい財政状況ではあるが、予算を確保しながら奨学金の貸し付けを行っている」としている。

 奨学生の願書受付は30日までとなっており、願書については市教委学校教育課と地域教育課(サンライズホール内)に備えている。

 願書など関係書類の提出、詳しい問い合わせは学校教育課(23−3121)か地域教育課(28−3146)にするとよい。