【公共施設を全面禁煙に】
 2010年5月20日付

 士別市は6月1日から一部の施設を除き、原則としてすべての公共施設を全面禁煙とする。公共施設の全面禁煙は、受動喫煙を防止する対策として実施するもの。全面禁煙となるのは、すでに敷地内禁煙を実施している市立病院と小中学校を除いた71施設で、市では今後市民への協力を呼びかけていくことにしている。

 士別市がこれまで取り組んできた禁煙・分煙対策は、00年3月末まで庁舎内での喫煙に対して禁煙タイムを設けていた。

 00年4月からは庁舎内を原則的に禁煙として、数カ所の喫煙場所を設けた分煙を実施してきていた。
 また市立病院では09年6月から、敷地内での全面禁煙を実施。
 さらに市内小中学校でも今年4月から敷地内を全面禁煙としている。

 全国的に禁煙への流れが加速してきているなか、今年2月には厚生労働省が全国の都道府県に対して「多数の者が利用する公共的な空間については原則として全面禁煙であるべき」との、受動喫煙防止に関する通達を行っていた。

 こうした背景から市としても公共施設の全面禁煙について検討し、6月1日から市内におけるすべての公共施設を原則的に全面禁煙とすることにした。
 全面禁煙となるのは市役所本庁舎をはじめ朝日総合支所、各出張所など71の公共施設。

 このうち葬儀会場として使用されることの多いあさひサンライズホールや上士別構造改善センター、多寄研修センター、温根別多目的研修集会施設など11カ所については、葬儀時に限り喫煙を認めることにしている。

 また各市立保育園、児童館・児童センター、保健福祉センターなどについては敷地内全面禁煙になる。

 士別イン翠月やサイクリングターミナル、日向温泉など宿泊・温泉客などを受け入れる指定管理施設と、桜丘荘やコスモス苑などの入所者については喫煙コーナーを設けるなどして対応することになっている。

 全面禁煙となる各公共施設では、施設外に喫煙コーナーを設けることにしており、施設を利用する市民らの喫煙もそのコーナを使用することになる。

 「受動喫煙防止対策として公共施設のでの全面禁煙を実施する。市民の方々にも協力をお願いしたい」と市では話している。