【就学援助:児童・生徒の22%以上に】
 2010年5月26日付

 士別市教育委員会は、低所得者対策として児童・生徒の学用品や給食費などを支給する、就学援助制度を設けている。18日現在で就学援助を受けているのは(生活保護世帯含む)小学生で251人、中学生で127人となっており、その割合は児童・生徒全体の22%を上回っている。長引く景気低迷の影響で就学援助を受ける世帯が増加してきている。

 市教委の就学援助制度は、低所得者を対象に学用品や給食費、さらには修学旅行費など学校での勉強に必要な費用を援助するもの。
 市内の小中学校に通う児童生徒の保護者で、市民税等の非課税世帯や生活保護世帯の廃止・停止など、一定の基準に該当する人たちがその対象となる。

 市教委のまとめによると、18日現在で就学支援を受けているのは小学生が251人、中学生で127人、全体で378人となっている。
 5月1日現在の児童数は1083人、中学生が608人となっている。

 就学支援を受けている児童・生徒の割合は小学生が23・17%、中学生で20・88%となっており、全体では22・35%となっている。

 本年度を含めた過去5年間における就学援助の状況は06年度が小学生166人、中学生78人、合計244人、07年度は小学生194人、中学生93人で合計が287人、08年度が小学生214人、中学生で95人となり、合計は309人、昨年度が小学生で248人、中学生115人、合計で363人となっている。

 児童・生徒全体に占める就学援助を受ける子どもたちの割合は昨年度で小学生が22・10%、中学生が19・23%、全体でも21・10%だったことから、その割合も徐々に高まってきている。

 就学援助が増加傾向にあるのは、長引く景気の低迷よって市民生活もかなり厳しくなってきている実態が反映されているものと考えられる。

 「最近の経済情勢によって就学援助の数は徐々に増えてきている。就学援助は随時受け付けており、相談してもらいたい」と市教委では話している。

 就学援助に関する問い合わせは、市教委学校教育課(23−3121)で受け付けている。