【来春の新規高卒者:就職希望者数は4割増】
 2010年5月29日付

 士別市雇用対策協議会が27日に市役所来賓室で行われた。協議会では新規高卒者の4月末現在における就職状況が報告されていた。それによると士別地方4高校(旧和寒高校含む)で3月に卒業した生徒の就職内定率は95・2%となった。また士別地方3高校での来年春に卒業を予定している生徒の進路希望調査によると、在籍者数249人のうち91人が就職を希望している。

 雇用対策協議会では会長でもある牧野勇司市長が「景気の低迷が続き、市としてもさまざまな方策を講じていく。厳しい時代が、しっかりとした地域づくりを進めていきたい」とあいさつしていた。

 この日の協議事項は士別地方の雇用動向、新規高卒者地元定着の取り組み、通年雇用促進事業、ふるさと雇用再生特別対策推進事業、そして本年度の労働関係予算について。

 このなかで今年3月に士別地方4高校を卒業した生徒たちの、4月末現在における就職状況について報告があった。
 それによると224人の生徒数のうち、就職希望者は63人。
 そのうち就職が内定しているのは男子33人、女子27人の合計で63人となっている。
 内定率については男子が94・3%、女子が96・4%で合計では95・1%となった。

 前年同期に比べると男子は0・7ポイント低いが、女子で1・3ポイント高くなっており、全体では前年同期を0・1ポイント上回った。
 1市2町の地元での内定者は28人となっており、地元就職希望者に占める内定率は90・3%となっている。

 また来年春に士別翔雲高校、士別東高校、剣淵高校の卒業予定者の進路希望調査によると、在籍生徒数249人のうち、いまの段階で進学を希望している生徒は全体の63%にあたる158人、就職希望者は男子51人、女子40人の合わせて91人となっている。

 前年同期の就職希望者は65人だったことからすると、今年の就職希望者は数だけを見ると4割増となった。
 就職希望地では士別市内が全体の約4分の1にあたる23人、旭川市内が25人、札幌市内が2人、道外が4人、そして公務員希望が23人となっている。

 新規高卒者の地元定着に関する取り組みでは、市内企業に対して6月中に求人計画の早期樹立と求人についての要請文を送付するほか、求人開拓のための事業所訪問などを実施。
 毎年実施している地元産業説明会については、高校などとの調整を図りながらその日程を決めていきたいとしている。

 士別地方の雇用動向については名寄公共職業安定所士別出張所の曽根義隆所長が説明を行い、4月の月間有効求人倍率は前月よりも0・09ポイント下回った0・59倍になっているとした。

 新規求職申込件数(常用)は前月より39人増加した178人。月間有効求職者数は前月より103人増加の519人となっている。