【市立あさひクリニック:6月から早朝診療を実施】
 2010年6月1日付

 士別市立あさひクリニック(院長=澤谷令兒士別市立病院副院長)は、6月から早朝診療を実施する。早朝診療は毎月第1・3火曜日の午前7時30分から行う。今回は試験的な取り組みとして行い、ニーズがあれば拡大も検討していきたいとしている。澤谷副院長は「より患者の立場となった医療を行っていきたい」と話している。

 あさひクリニックは昨年それまでの院長が急逝したことにより、現在は市立クリニックとして市立病院から医師を派遣して診療を行っている。

 現在の診療時間は毎週月曜日から金曜日までの午前中(午前9時から正午まで)と、月曜日と金曜日は午後4時まで診療を行っている。土曜・日曜・祝日が休診日となっている。
 市立病院からあさひクリニックに派遣しているのは医師は澤谷副院長と臨時の医師。

 これまで行ってきた診療の状況から、患者のなかには始発便の路線バスで朝日市街地まで来て、午前9時の診療開始時間を待っている高齢者が多いことなどがわかった。
 あさひクリニックの院長でもある澤谷副院長は、あさひクリニックが農村部の医療機関であるという地域性を考慮し、「患者のニーズを拾いあげ、より患者の立場になった医療の提供を」と、6月からあさひクリニックでの早朝診療を実施することになった。

 早朝診療は毎月第1・3火曜日の午前7時30分からで、当面は試行として行い地域のニーズがあれば早朝診療の拡大も検討していきたいという。
 「患者の多くが高齢者であることに加え、これから農繁期になれば朝早い診察を望む患者が増えていることが考えられる。そうしたことを踏まえ、早朝診療を試験的に実施してみる。この時間帯であれば、出勤前に診察を受けることも可能になるのでは」と澤谷副院長は話している。

 町内の各世帯にはすでにチラシを配布して、早朝診療の周知を図ってきている。
 澤谷副院長は、早朝診療の試行などを通じながら、今後も医療に対する地域のニーズを把握して、それを今後の診療に反映させていきたいとしている。