【士別市】天塩岳山開き:本州からも訪れ春山を満喫 

 朝日山岳会(井出俊博会長)主催の第27回天塩岳山開きが6日に行われ、登山愛好者らが道北の秀峰である天塩岳登頂を楽しんだ。今年は雪解けの遅れから例年以上に残雪が多く、市内外から参加した約40人の登山者らは雪渓を踏みしめながら雄大な天塩岳の自然を堪能していた。

 天塩岳は標高1557メートルで北見山地の最高峰。朝日山岳会が主催する天塩岳山開きは、今回が27回目となる。

 毎年2000人以上が訪れ、登山愛好者の人気を集めている天塩岳の山開きは、今回も地元や道内のほか愛知や大阪などから約40人が参加した。

 天塩岳ヒュッテ前で安全祈願祭を行ったあと開会式で井出会長は「昨年は大雪山系で大きな遭難事故があった。自然に敬意を払い安全に気をつけて登山を楽しんでほしい」とあいさつし、この日の登山コースなどについて説明を行い、3班に分かれて出発した。

 今年は融雪が遅かったため、近年まれに見る残雪で雪渓が多く残っていることから、沢コースを登るルートで頂上を目指した。

 ヒュッテから15分ほどで雪道が現れ登山者を驚かせたが、この日は好天に恵まれ、参加者らは雪を踏みしめながら天塩岳の雄大な自然を楽しんでいた。

 参加者らは約4時間ほどで山頂に到着し、登頂の充実感を味わっていた。